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【材料】テラが大幅続伸、OTSと共同でネオアンチゲン樹状細胞ワクチン療法実用化に取り組むと発表

テラ <日足> 「株探」多機能チャートより
 テラ<2191>が大幅続伸で年初来高値を更新。この日寄り前に、オンコセラピー・サイエンス<4564>と共同でがん細胞の遺伝子異常解析を基盤にした「ネオアンチゲン樹状細胞ワクチン療法」の実用化に取り組むことで合意したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 ネオアンチゲン樹状細胞ワクチン療法は、個々の患者のがん細胞の遺伝子異常情報を基盤として、患者ごとに特別なオーダーメードのワクチン治療法を提供する「究極の個別化医療」。がん細胞にだけ特異的で、強く免疫反応を誘導するのが特徴で、がん細胞の遺伝子異常をワクチンのターゲットとするため、ほとんどすべての患者に対応可能と考えられている。なお、同事業は、OTSが推進する「がん個別化医療事業」の一翼を担う事業として位置づけられている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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