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【材料】DNA研がカイ気配、17年3月期業績は営業赤字脱却へ

DNAチップ <日足> 「株探」多機能チャートより
 DNAチップ研究所<2397>がカイ気配で始まった。同社はDNAチップの開発や遺伝子受託解析サービスを手掛けるバイオベンチャーだが、先行投資負担が重く業績は前期まで赤字が続いている。

 そのなか、21日取引終了後に発表した17年3月期の単独業績予想は、売上高が4億8000万円(前期比68.9%増)、営業損益は100万円の黒字(前期1億7800万円の赤字)、最終損益は収支均衡(同2億300万円の赤字)を計画しており、赤字体質からの脱却する見通しにあることを評価する買いが集中した。診断サービス事業などが売り上げ拡大に寄与する見込みだ。

 なお、16年3月期単体決算は売上高2億8400万円(前の期比20.5%減)、営業損益1億7800万円の赤字(前の期9900万円の赤字)、最終損益2億300万円の赤字(同1億3500万円の赤字)だった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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