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【材料】住友不が底入れ反転、マンションスタイルの戸建て住宅販売開始が株価刺激

住友不 <日足> 「株探」多機能チャートより
 住友不動産<8830>が続伸、株価は3000円近辺で底を入れ、切り返しに転じてきた。アベノミクス効果も一巡し景況感の停滞が意識され始めるなか、3月のオフォス空室率が2カ月連続で悪化するなど不動産セクターへの買い手控え感が出ている。しかし、賃料は上昇傾向にあることから実態は悪くなく、「4月に入ってからの下げはやや行き過ぎている」(市場関係者)との声も出ている。

 同社は、販売事業と賃貸事業が会社側計画を上回るとの見方も強く、見直し買いを誘っている。11日にはマンションの設計や販売で培ったノウハウを、注文一戸建てに生かした新商品「CITY HOUSE STYLE」を三大都市圏で販売開始したことを発表、これも株価の刺激材料となっているようだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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