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【材料】スギHDが続落、国内大手証券は株価の下落余地は徐々に縮小してきた印象と指摘

スギHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 スギホールディングス<7649>が続落。現在は下げ幅を縮小して推移している。5日引け後、17年2月期の連結業績について、売上高は4450億円(前期比7.3%増)、営業利益は240億円(同3.8%増)、純利益は157億円(同7.5%増)との見通しを示したものの、今日は利益見通しが従前の市場の期待値からはやや物足らないとの見方から、売りが優勢となっているようだ。

 SMBC日興証券は、診療報酬改定の影響で17年2月期上期の増益率が鈍化するため目先はカタリストに乏しいものの、同社の株価は年初より同業の大手ドラッグストアに対して10%以上アンダーパフォームしており、下落余地は徐々に縮小してきた印象と指摘。やや持ち直しの兆しのある出店動向に注目したいとして、投資評価「3」(アンダーパフォーム)、目標株価5800円を継続している。
《MK》

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