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【材料】大光の第3四半期累計は93.8%営業増益、通期計画に対する進捗率は73.8%

 中京地盤の食品卸の大光<3160>が28日引け後、16年5月期第3四半期累計の連結決算を発表した。売上高は前年同期比9.0%増の398億1900万円、営業利益は同93.8%増の5億9800万円となった。

 外商事業で大手外食チェーンやホテル、レストランなど多様な外食産業に対する新規開拓に注力したほか、提案型営業を強化するため商品知識の向上や、業務の効率化による人件費の削減や物流費をはじめとした経費の抑制に取り組み、収益改善を進めた。アミカ事業は、品揃えの充実やメーカーフェアーなどの販売施策の展開、近隣飲食店などへの営業活動の強化などに注力した。水産品事業は連結子会社マリンデリカで、外商事業およびアミカ事業との連携を図り、グループの水産品ラインアップの強化を推進するとともに、既存得意先への提案営業の強化や、新規得意先の開拓に努めた。

 据え置かれた通期の連結営業利益は前期比43.2%増の8億1000万円の見通しで、進捗率が73.8%となっている。
《MK》

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