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【材料】五洋インテが急落、タブレット端末販売に関する貸倒引当金繰入額などで損失が拡大

 カーテンなどインテリア専門商社の五洋インテックス<7519>が急落。前週末比17円安の105円まで売られている。25日引け後、16年3月期通期の連結業績予想を下方修正し、嫌気されているようだ。

 売上高は従来予想の17億2000万円から16億4000万円(前期比2.7%増)へ、営業損益は4000万円の黒字から300万円の黒字(前期は7000万円の赤字)へ、最終損益は2000万円の黒字から9000万円の赤字(前期は9000万円の赤字)へ引き下げている。

 売上高は、室内装飾品関連(カーテンなど)が2014年6月に大幅改訂した見本帳「サザンクロス」や新柄追加の「インハウス」の販売により増加を見込むも、環境関連は、太陽光パネルなど販売の競争激化が響き、全体では減少する見込み。利益面では、見本帳「インハウス」の新柄追加に係る販売促進費用などの増加、営業外費用として、タブレット端末販売に関する貸倒引当金繰入額5573万4000円の計上や、新株予約権の株式交付費の発生により、当初の予想から損失が拡大する見込み。
《MK》

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