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2016年03月25日11時38分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:タカラバイオ、ラオックス、三菱商、トヨタ

タカラバイオ <日足> 「株探」多機能チャートより
■タカラバイオ <4974>  1,374円  +94 円 (+7.3%)  11:30現在
 24日、東証がタカラバイオ <4974> [東証M]を31日付で市場1部に市場変更すると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■ラオックス <8202>  127円  +6 円 (+5.0%)  11:30現在
 24日、ラオックス <8202> [東証2]がANAグループと包括連携協定を締結したと発表したことが買い材料視された。両社はANAカードマイルプラス提携や空港売店へのラオックス商品供給などを通じ、中国を中心としたインバウンド需要のさらなる拡大に向けて協業する。また、ANAグループによるラオックス店舗への地方ご当地雑貨や食品などの供給により、地方活性化への貢献を図る。発表を受けて、相乗効果の創出による将来的な業績への寄与に期待する買いが向かった。

■三菱商事 <8058>  1,980円  +60 円 (+3.1%)  11:30現在
 三菱商事<8058>がしっかり。24日の取引終了後、16年3月期の連結業背見通しについて、最終損益を3000億円の黒字から1500億円の赤字(前期4005億7400万円の黒字)へ下方修正したが、赤字転落は既に報道され、株価も下落していたこともあり、織り込み済みとの見方が強いようだ。なお、最終赤字は会社設立以来初めてとなる。チリ銅事業や西豪州ブラウズLNG事業などによる減損損失計4300億円を計上することが要因という。なお、期末配当は25円の予定を据え置いている。

■ミズノ <8022>  543円  +15 円 (+2.8%)  11:30現在
 SMBC日興証券が24日付でミズノ <8022> の投資判断を「3(弱気)→2(中立)」に引き上げたことが買い材料視された。リポートでは、株価は直近までの調整により、16年3月期までの業績低迷を反映した水準にあると報告。また、17年3月期は円安部分の価格転嫁や円高による原価低減、低調だった冬物衣料販売の反動で、国内を中心に収益が改善すると予想している。なお、目標株価は540円→535円に減額した。

■トヨタ自動車 <7203>  6,129円  +118 円 (+2.0%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>、富士重工業<7270>など自動車株が高い。この日の東京為替市場で一時1ドル=113円30銭台まで円安が進行。米国の早期利上げ観測や日銀の追加緩和期待などが円安進行の背景にあるが、足もとの円安はトヨタ自動車などの大手自動車株には業績改善要因に働くとみられている。

■村田製作所 <6981>  14,040円  +225 円 (+1.6%)  11:30現在
 村田製作所<6981>がしっかり。24日の取引終了後、従来100円を予定していた期末配当について、110円に増額すると発表しており、これが好感されている。中間配当と合わせた年間配当は210円となり、前期の180円に対して30円の増配となる予定。

■ハーモニック <6324>  2,830円  +43 円 (+1.5%)  11:30現在
 ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が続伸。東海東京調査センターでは、16年3月期第4四半期受注高は70億円に増加すると予想し、17年3月期第1四半期まで高水準の受注が続きそうと指摘。受注モメンタムの改善と長期的な成長力を評価して、レーティングを「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に、目標株価を1900円から3150円に引き上げている。

■相鉄ホールディングス <9003>  695円  +8 円 (+1.2%)  11:30現在
 相鉄ホールディングス<9003>が4日続伸。同社は24日の取引終了後、子会社の相鉄アセットマネジメントを通じて東京都区部を主体に中古マンション買取再生販売事業(リノベーションマンション事業)へ本格参入することを発表した。今回、リノベーションマンション事業の拡大を加速するため、相鉄アセットマネジメントの商号を「相鉄リナプス」に変更し、専業会社にしたうえで先ずは販売戸数500戸体制を目指す方針。

■ソニー <6758>  2,888円  +25 円 (+0.9%)  11:30現在
 ソニー<6758>は堅調。同社は24日、傘下のソニー・コンピュータエンタテインメントがスマートデバイス市場向けに新たなサービス事業を展開することを目的とした新会社「フォワードワークス」を設立することを発表した。新会社ではプレイステーションで培ったゲーム制作のノウハウを活用し、スマートフォンを含めたスマートデバイス向けに最適化したゲームアプリを、日本およびアジア市場で展開する。ソニーとしてスマホゲームへ本格参入することになり、その動向が注目される。

■ゆうちょ銀行 <7182>  1,417円  +10 円 (+0.7%)  11:30現在
 25日朝、ゆうちょ銀 <7182> が本日公布された郵政民営化法施行令の一部を改正する政令に基づき、4月1日から通常貯金などの預入限度額を引き上げると発表したが買い材料視された。通常貯金のほか、通常貯蓄貯金、定額貯金各種、定期貯金各種の限度額が、現在の1000万円から1300万円に引き上げる。発表を受け、貯金限度額引き上げによる預金の流入に期待した買いが向かった。

■アステラス製薬 <4503>  1,555円  +6.5 円 (+0.4%)  11:30現在
 アステラス製薬<4503>は堅調。同社はこの日、午前10時に米国メディベーション社と共同で開発・販売を行っている経口アンドロゲン受容体阻害剤エンザルタミド(一般名、製品名はイクスタンジ)について、転移性ホルモン感受性前立腺がん(mHSPC)患者を対象とした第3相ARCHES試験を開始したことを発表した。前立腺がんは、世界で男性が罹患するがんのなかで2番目に多い疾患で、mHSPC患者においては現在、男性ホルモンであるアンドロゲンの量を減らすアンドロゲン除去療法(ADT)が標準療法となっている。今回のARCHES試験では、mHSPC患者を対象としてエンザルタミドとADTを併用した際の有効性および安全性を、プラセボとADTとの併用と比較して評価していく。

■クックパッド <2193>  1,838円  -286 円 (-13.5%)  11:30現在  東証1部 下落率トップ
 24日、クックパッド <2193> が定時株主総会を開催。解任からわずか2日で創業者の佐野陽光取締役が執行役に付く新役員体制が決まったことで、今後の経営体制の混乱を懸念した売りが向かった。株主総会では佐野氏側が提案したメンバーが6人の取締役に決まり、穐田誉輝前社長は退任し、佐野氏に近い岩田林平執行役が新社長に就任した。佐野氏は今年1月に自身を除く全取締役の交代を提案するなど、穐田前社長との対立が深まっていた。

■クミアイ化学工業 <4996>  1,008円  -40 円 (-3.8%)  11:30現在
 クミアイ化学工業<4996>が3日続落。野村証券では、国内外の農薬市場は殺虫剤を中心に需要が低迷しているものの、同社は独自性の強い自社開発品の販売を北米、インド中心に伸ばし、業績拡大が継続していると指摘。「農業マクロの悪化に左右されない強みを有する」と評価し、中期的には生産効率の向上余地が残されている除草剤「ピロキサスルホン」の収益性向上に期待がかかると解説。レーティング「バイ」を継続、目標株価は1330円から1230円に引き下げている。

■夢の街創造委員会 <2484>  1,719円  +300 円 (+21.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 夢の街創造委員会<2484>がストップ高。24日の取引終了後、LINE(東京都渋谷区)と業務提携に向けた具体的な協議に入ることで基本合意したと発表しており、業績への寄与を期待した買いが入っている。今回の提携は、LINEのアカウント基盤を活用したビジネスモデルの構築およびサービスの提供と、「出前館」加盟店を対象とした共同でのマーケティング支援サービスの提供が狙い。「出前館」のLINE公式アカウントを開設し、LINEログイン連携により集客からアクションをシームレスに完結可能な新たなサービスを立ち上げることで、LINEのアカウント基盤を活用したビジネスモデル構築に取り組むほか、「出前館」の加盟店を対象に、LINE@の個店向け機能の開発による利用促進を図り、各加盟店の売り上げ向上の支援を行うとしている。

●ストップ高銘柄
 昭和化学工業 <4990>  386円  +80 円 (+26.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 テイン <7217>  442円  +80 円 (+22.1%) ストップ高   11:30現在
 夢の街創造委員会 <2484>  1,719円  +300 円 (+21.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 オハラ <5218>  606円  +100 円 (+19.8%) ストップ高   11:30現在
 ヤマシンフィルタ <6240>  503円  +80 円 (+18.9%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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