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【市況】個別銘柄戦略:売り先行後は底堅さも、資源関連株などに関心


為替の円高を映して売り先行の展開が想定されるが、米国市場の上昇は今後、リスクオンから円安の流れに向かわせる可能性も高く、その後は底堅さを見せてくる公算もあろう。消費税再増税の先送り観測なども支援材料とされてきそうだ。ただ、昨日は後場から急速に伸び悩む動きにもなっており、需給リスクには警戒も必要であろう。原油市況の上昇で資源関連株などに関心が向かおう。市場のムードを左右しやすい銀行株は、米国関連株は堅調も欧州関連株は軟化、神経質な動きが続く見通し。本日はIPOが6社となるが、相対的に関心はフィンテック関連などに向かいやすいとみられる。個別では、事業再編策が相次いでいる東芝の動きに注目だが、WH問題が上値を押さえ、引け後の説明会に向けて警戒感が引き続き先行か。

《KS》

 提供:フィスコ

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