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【材料】ベルグアースの第1四半期は増収を確保、営業赤字幅は縮小

 接ぎ木したトマト、キュウリなどの野菜苗を生産販売するベルグアース<1383>は11日引け後、16年10月期第1四半期(15年11月~16年1月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比2.2%増の4億3100万円に、営業損益は2億4400万円の赤字(前年同期は1億9800万円の赤字)となった。

 野菜苗生産販売事業は4.8%の増収となったものの、連結子会社ベルグ福島の生産開始に伴い減価償却費等の製造費用が純増し、セグメント損失(営業損失)が1億3220万8000円(前年同期のセグメント損失は9766万9000円)となった。コンビニエンスストア部門で自動車専用道路開通の影響を受け、交通量の減少により客数が減少した結果、流通事業の売上高は2ケタの減収となり、セグメント損失は888万2000円(同593万6000円)となった。中国山東省で野菜苗及び花苗の生産、鉢花(シクラメン)など青果物の生産を中心に施設園芸を展開する海外事業の売上高は同60.4%増となり、セグメント損失は881万2000円(同745万4000円)となった。
《MK》

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