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【材料】三井金属、国内大手証券は強気に転じるためにはカセロネス鉱山のフル稼働や損益改善などが必要と指摘

 三井金属鉱業<5706>が反落。プラススタートとなったものの、買い一巡後は売りが優勢。現在は今日の安値圏で推移している。

 国内大手証券では、17年3月期には在庫評価損や減損がなくなるため、経常損益は利益に転じると予想。それでも、カセロネス鉱山の操業がフル稼働に達していないことから、在庫評価損益、減損を除く修正経常利益ベースでは16年6月期の230億円から17年3月期は200億円に減少すると解説。

 強気に転じるためには、カセロネス鉱山が安定的にフル稼働状態を維持、損益の改善と追加的な減損リスクの低減が見えてくることが必要と考え、レーティング「ニュートラル」を継続。目標株価を265円から205円に引き下げている。
《MK》

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