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【経済】政治から読み解く【経済と日本株】民主・蓮舫議員:急速な株安で目減りした年金積立金は国民の年金減額でと安倍総理


民主・蓮舫議員は「株式投資比率を倍の50%にし、株価下支えでアベノミクスの成果を誇り、急速な株安で目減りした年金積立金は国民の年金減額でと安倍総理。経済財政諮問会議で政府の要請に応えた企業にGPIFが株直接投資と主張されてた動きは、参議院選挙前は断念」とツイート。(2/17)

報道によると、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用損拡大が指摘されていることについて安倍首相は「想定の利益が出ないなら当然支払いに影響する。給付に耐える状況にない場合は、給付で調整するしかない」と述べた。(15日)状況次第では、年金支給額が減額されることを明らかにした。

首相のこの発言は大変大きなインパクトを市場に与える可能性がある。運用損の責任は納税者(一般国民)が負うことを政府が容認したことになる。給付での調整が許されるならば、GPIFの運用方針が変更される可能性がある。株高でなれば全て問題なしという事かもしれないが、市場は従順ではないことを留意すべきだ。

《MK》

 提供:フィスコ

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