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【通貨】外為サマリー:1ドル114円後半で推移、115円近辺では利益確定売り強まる

 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=114円58銭前後と前日午後5時時点に比べ80銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=127円81銭前後と同30銭弱のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円相場は昼過ぎ以降、一段の上値を試す動きとなり午後1時過ぎに114円87銭をつけた。日経平均株価が上昇基調を強め一時、前日比300円を超す値上りとなったことを受け、為替相場でもドル買い・円売りが優勢となった。ただ、その後、日経平均株価が伸び悩むのと歩調を合わせ、115円に接近する場面では利益確定のドル売り・円買いが強まり、114円60銭前後まで軟化した。

 15日のニューヨーク市場がプレジデントデーで休場だったことから参加者が限られ、上値追いにはエネルギー不足だった。今晩はドイツの2月ZEW景況感指数や米2月NY連銀製造業景気指数の発表があり、その結果が注目を集めている。
 
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1154ドル前後と前日に比べ 0.0050ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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