【材料】エスクリが連続ストップ安、いちよし経研は「Ｂ」へ格下げ

　エスクリ<2196>が連続ストップ安。１２日の取引終了後、１６年３月期の連結業績予想の修正を発表。純利益を１１億９７００万円から３億９３００万円（前期比７２．６％減）へ引き下げ、期末配当を７円５０銭から４円５０銭（前年同期５円５０銭）へ見直したことが引き続き売り材料視されている。ブライダル事業の受注数や顧客単価の下落が業績悪化要因となっている。

　いちよし経済研究所は１５日、同社株のレーティングを「Ａ」から「Ｂ」に引き下げた。フェアバリューは１６００円から７５０円に見直した。同証券では、１７年３月期の純利益は７億７０００万円へ回復すると予想しているが、「ブライダル企業全般的に施設への集客が低下しており、受注獲得が苦戦している」と指摘。「結婚式専門誌への広告出稿による受注獲得といった集客手法の見直しを迫られている」とみている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）