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【通貨】NY為替:ドル・円は113円21銭、良好な米小売りで利上げ観測に伴うドル買い再燃


 12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円59銭から113円54銭へ上昇し113円21銭で引けた。ダドリーNY連銀総裁の発言「米国経済が依然強い」や予想を上回った米1月の小売売上高を受けて、利上げ観測を受けたドル買いが再燃。

 また、原油価格底入れ期待に原油相場や株式相場が上昇したこと、日本銀行の中曽副総裁が必要とあれば量的・質的緩和で一段の行動をとる方針を示唆したことから、円売りに拍車がかかった。


 ユーロ・ドルは、1.1278ドルから1.1214ドルまで下落し1.1256ドルで引けた。ユーロ・円は、126円72銭から127円60銭へ上昇。株高に連れリスク回避の円買いが後退した。


 ポンド・ドルは、1.4444ドルへ下落後、1.4522ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.9742フランから0.9791フランまで上昇した。

《KK》

 提供:フィスコ

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