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【市況】ETF売買動向=10日大引け、全銘柄の合計売買代金4619億円

 10日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比11.3%増の4619億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同9.6%増の4167億円だった。

 個別ではダイワ上場投信-日経平均インバース・インデックス <1456> 、ダイワ400ダブルインバース・インデックス <1466> 、日経400インバース <1471> 、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> 、日経400ダブルインバースインデックス連動 <1472> など9銘柄が新高値。NEXTダウ・ジョーンズ工業株30種 <1546> 、ダイワ商社・卸売上場投信・TOPIX-17 <1646> 、ETFS とうもろこし上場投資信託 <1696> 、ダイワJPX日経400 <1599> 、NEXT 野村日本株高配当 <2048> など82銘柄が新安値をつけた。

 そのほか目立った値動きではNEXT 日経平均VI先物 <2035> が9.36%高、NEXT 原油ベア <2039> が6.91%高と大幅な上昇。

 一方、ETFS パラジウム上場投資信託 <1675> は18.14%安、ETFS 銀上場投資信託 <1673> は11.67%安、マザーズ・コア上場投信 <1563> は7.23%安、S&PGSCI商品指数 <1327> は6.00%安、NEXT 医薬品 <1621> は5.80%安と大幅に下落した。

 日経平均株価が372円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2639億700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金は2643億5100万円で、同水準の商いとなった。

 その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が564億4900万円、日経225連動型上場投資信託 <1321> が272億8000万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が184億200万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が174億4800万円、上場インデックスファンド225 <1330> が71億8000万円の売買代金となった。


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