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【市況】11時時点の日経平均は大幅続落、メガバンクや通信大手の下げ目立つ


11時00分現在の日経平均株価は15738.21円(前日比347.23円安)で推移している。9日の米国市場ではNYダウが一時150ドル近く下げる場面も見られたが、引けにかけて下げ幅を縮め12ドル安で取引を終えた。こうした流れに加え、日経平均は前日に900円超下落した反動もあり42円高からスタートした。ただ、メガバンク株や通信株を中心に売りが広がり、日経平均はマイナスに転じると節目の16000円を割り込んだ。一時15626.04(同459.40円安)まで下落する場面があった。

個別では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株に加え、ソニー<6758>、JT<2914>などが下落。通信大手では前日決算発表したKDDI<9433>が8%安と急落。ソフトバンクグ<9984>、NTT<9432>、NTTドコモ<9437>も下げが目立っている。COOKPAD<2193>は急反落。また、通期業績予想を下方修正した太平洋セメ<5233>やバンナムHD<7832>が、日信号<6741>などとともに東証1部下落率上位となっている。一方、自社株買い実施を発表したファナック<6954>や、富士重<7270>、OLC<4661>、パナソニック<6752>、日立<6501>などが堅調。前日発表した決算を受けてSMC<6273>が急伸しているほか、ダイキン<6367>も上げ目立つ。また、三井海洋<6269>、TOWA<6315>、日写などが東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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