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【材料】欧州大手証券、化学大手5社の石油化学系事業は第2四半期でピークアウトに

 クレディ・スイス証券の化学セクターのリポートでは、総合化学大手5社(三菱ケミカルホールディングス<4188>、住友化学<4005>、旭化成<3407>、三井化学<4183>、東ソー<4042>)の第3四半期決算で、全社営業増益、三井化学を除いた4社が過去最高益を更新したことを受け、化学大手5社の石油化学系事業は第2四半期でピークアウトになると指摘。第3四半期の石油化学系事業営業利益は第2四半期比で減少、石化事業のピークは、エチレンマージンが最も高かった第1四半期とみて、第3四半期比で5社合計の石化事業は減益見通しと解説。

 原油・ナフサ価格安でも製品市況も下落しているため16年の採算は厳しいとして、セクター判断「マーケットウエイト」を継続している。
《MK》

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