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2016年02月09日11時40分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:クックパッド、関電工、東急建設、OLC

■クックパッド <2193>  2,006円  +266 円 (+15.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 クックパッド<2193>が大幅続伸。経営方針を巡る内紛が収束したことを受け、売り方の買い戻しが続いている。創業者で筆頭株主の佐野陽光氏が、現社長を含む全取締役の交代を要求していたが、同社は5日の取引終了後、「取締役選任議案の一本化で基本合意した」と発表。筆頭株主と現経営陣が一転歩み寄ることになった。また、15年12月期の連結純利益は40億9000万円と14年との比較で実質約70%増と好業績だったことも引き続き評価されている。

■関電工 <1942>  868円  +91 円 (+11.7%)  11:30現在  東証1部 上昇率2位
 関電工<1942>が急騰。同社は8日取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表した。売上高を4660億円から4550億円(前期比4.2%増)へ減額した一方、営業利益を120億円から143億円(同52.3%増)へ、最終利益を72億円から80億円(同73.3%増)へそれぞれ増額した。利益の増額を評価する買いが流入した。工事量の減少に伴い売上高は従来想定に届かない見通しながら、堅調な民間建設投資意欲を背景に屋内線工事の収益採算が向上している。また、震災以降低迷していた配電線工事も回復基調にあり、利益面では前回発表予想値を上回る。

■東急建設 <1720>  850円  +78 円 (+10.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率3位
 8日、東急建設 <1720> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の125億円→154億円に23.2%上方修正。増益率が55.8%増→91.9%増に拡大し、従来の11期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。今期業績の上方修正は昨年10月に続き、2回目。建築事業で採算重視の受注が奏功し、工事採算が改善することが利益を押し上げる。業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の13円→20円(前期は13円)に大幅増額修正したことも買いに拍車を掛けた。

■大林道路 <1896>  856円  +74 円 (+9.5%)  11:30現在  東証1部 上昇率4位
 8日、大林道 <1896> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の87億円→107億円に23.0%上方修正。増益率が2.8%増→26.5%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。手持ち工事が順調に進捗する中、不採算工事の減少や業務の効率化が利益を押し上げる。

■岩谷産業 <8088>  623円  +37 円 (+6.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率6位
 岩谷産業<8088>は全体波乱相場の間隙を縫って逆行高。同社は産業用や家庭用のガス販売を手掛けるが、産業用は電子デバイス業界向けに需要高水準、LPガスも数量増の恩恵を享受している。同社が8日取引終了後に発表した16年3月期第3四半期累計(2015年4月~12月)の連結決算は、売上高が4558億8400万円(前年同期比10.3%減)、営業利益は115億8400万円(同2.4倍)、最終利益は64億8800万円(同84.0%増)と高変化を示しており、これを評価する買いが優勢となっている。

■日本製鋼所 <5631>  381円  +15 円 (+4.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 8日、日製鋼 <5631> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の110億円→125億円に13.6%上方修正。増益率が10.9%増→26.0%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。前期受注した天然ガス輸送用クラッド鋼管の大型案件が寄与し、売上が堅調に推移する中、コスト削減や原油安をはじめとする原材料費の低下などが利益を押し上げる。

■西日本鉄道 <9031>  840円  +29 円 (+3.6%)  11:30現在  東証1部 上昇率10位
 西日本鉄道<9031>が3日続伸。8日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティング「バイ」継続、目標株価を850円から1040円へ引き上げた。九州エリアへのアジア旅客流入、東京など沿線外ホテル展開などインバウンド需要が業績牽引すると指摘。今16年3月期は通期連結営業利益で会社側計画の215億円(前期実績184億5100万円)に対して従来予想の207億円から220億円へ、来期予想を215億円から239億円へ引き上げている。

■オリエンタルランド <4661>  7,995円  +186 円 (+2.4%)  11:30現在
 オリエンタルランド<4661>が逆行高。8日の取引終了後、「東京ディズニーランド」と「東京ディズニーシー」の入園料を4月1日付で値上げすると発表した。1人あたりの入園料が上昇することで業績への寄与が好感された。今回、大人(18歳以上)の場合は1デーパスポート(1日券)を現行の6900円から7400円に引き上げるとしており、3年連続の入園料の改定となる。

■相鉄ホールディングス <9003>  715円  +4 円 (+0.6%)  11:30現在
 相鉄ホールディングス<9003>が続伸。国内消費セクターは春節に伴い中国人などをはじめ訪日外国人観光客のインバウンド重要が期待される状況にある。そうしたなか、同社は高級ホテルの横浜ベイシェラトン、ビジネスのホテル相鉄フレッサイン、サンルートなどホテル事業を展開し、宿泊施設の需給のひっ迫で商機をとらえる公算が大きい。

■ユニプレス <5949>  1,791円  -500 円 (-21.8%) ストップ安売り気配   11:30現在  東証1部 下落率トップ
 自動車用プレス大手のユニプレス<5949>が2月8日引け後に16年3月第3四半期の連結決算(15年4~12月)の発表を行った。明けて9日の株価は決算発表の内容を受けて売り優勢、ストップ安ウリ気配となっている。SMBC日興証券ではユニプレスの投資評価「2」を継続、目標株価を2900円から2400円に引き下げる内容のリポートをリリースした。第3四半期の営業利益が市場コンセンサスから24%下ブレており、同証券のアナリストは「第一印象はネガティブ」とした。日銀マイナス金利導入の副作用で、グローバルに金融株が急落。利ザヤが稼げず、景気も不透明、為替市場の変動も激しくトヨタ自動車<7203>をはじめ好調だった自動車関連株にも陰りが出始めていることが株価に反応している。

■サンケン電気 <6707>  265円  -60 円 (-18.5%)  11:30現在  東証1部 下落率2位
 サンケン電気<6707>が6日続落。同社は8日の取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を従来予想の1620億円から1578億円(前期比1.8%減)へ、営業利益を80億円から60億円(同46.4%減)へ、純利益を25億円から2億円(同97.5%減)へ下方修正、これを嫌気する動き。同社が購入し使用していた半導体ウエハ処理工程に用いる薬液(過酸化水素水)に品質上の問題が発生、これらウエハの廃却に絡んで特別損失11億300万円を計上している。

■東和薬品 <4553>  5,380円  -1,000 円 (-15.7%) ストップ安   11:30現在  東証1部 下落率6位
 8日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が29%減益で着地・10-12月期も52%減益」が嫌気された。
 東和薬品 <4553> が2月8日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比28.6%減の89.2億円に減ったが、通期計画の115億円に対する進捗率は77.6%となり、5年平均の78.9%とほぼ同水準だった。
  ⇒⇒東和薬品の詳しい業績推移表を見る

■近鉄エクスプレス <9375>  1,609円  -268 円 (-14.3%)  11:30現在  東証1部 下落率9位
 8日、近鉄エクス <9375> が16年3月期の連結最終利益を従来予想の117億円→105億円に10.3%下方修正。増益率が11.5%増→0.1%増に縮小する見通しとなったことが売り材料視された。航空輸出貨物の物量が伸び悩むほか、昨年買収したシンガポール物流会社の業績が想定を下回ることが響く。シンガポール物流会社の株式取得関連費用8.1億円を計上したことも最終利益を押し下げる。

■静岡ガス <9543>  688円  -93 円 (-11.9%)  11:30現在
 8日に決算を発表。「今期経常は47%減益、1円増配へ」が嫌気された。
 静ガス <9543> が2月8日大引け後(15:00)に決算を発表。15年12月期の連結経常利益は前の期比2.0倍の120億円に拡大したが、16年12月期は前期比46.6%減の64.4億円に落ち込む見通しとなった。
  ⇒⇒静岡ガスの詳しい業績推移表を見る

■GMOアドパートナーズ <4784>  499円  +80 円 (+19.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 8日、GMO-AP <4784> [JQ]が決算を発表。15年12月期の連結経常利益は前の期比40.2%減の3.8億円に落ち込んだが、従来予想の3.2億円を上回って着地。続く16年12月期は前期比2.0倍の7億8000万円にV字回復し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期は前期に先行投資して開発したスマートフォン向け広告配信の自社製品などの販売が伸びる。業績好調に伴い、今期の年間配当は10円で、2期ぶりに復配する方針としたことも買いに拍車を掛けた。

●ストップ高銘柄
 ぷらっとホーム <6836>  3,040円  +504 円 (+19.9%) ストップ高   11:30現在
 GMOアドパートナーズ <4784>  499円  +80 円 (+19.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、2銘柄

●ストップ安銘柄
 アール・エス・シー <4664>  684円  -150 円 (-18.0%) ストップ安   11:30現在
 KLab <3656>  584円  -100 円 (-14.6%) ストップ安売り気配   11:30現在
 など、5銘柄

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