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【材料】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家ゆりぴょん氏:原油安もマイナス金利も良い面を見て欲しい!


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家ゆりぴょん氏(ブログ「お気楽主婦の株とアフィリエイトで生活!」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年2月7日11時 に執筆

フィスコソーシャルレポーターの主婦投資家ゆりぴょんです。

先週末は日銀のマイナス金利政策発表直後ということもあり、浮かれた気分ですごしておりましたが、今週は一転!どんよりとした気分の週末となってしまいました。

日銀の追加緩和効果による上昇相場はたった2日で賞味期限切れ。
「追加緩和効果は生ものなのでお早めに株はお売りください!」の注意書きが欲しかったくらいです。
現在の株価は日銀の緩和効果を全て打ち消し、さらに下値を目指して急降下中!
私の持ち株も悲惨な状況です。

結局、日銀が打ち出した「マイナス金利」に関しては悪い話しか聞こえてきません。
大手銀行は早速定期預金の金利を引き下げてきました。
この調子だと今後は振込み等の手数料を値上げするのでは?などという懸念も聞こえてきます。
現時点でのマイナス金利政策は「国民に損をさせる政策」でしかないというイメージです。

現在の日本市場は悪い部分にばかりに反応して、良い部分を見ようとしていない気がします。
たとえば、原油安。
原油価格が下がるたびに株価が急落していますが、日本にとって原油安は悪い事ではないはずです。
原油安は日本にとってはメリット!
これは散々言われていることですが良い話には耳を傾けないんですよね。

そんな中、先日「ガソリン価格の下落により郊外の回転寿司屋が絶好調」というニュースが出ました。
このニュースの効果かわかりませんが、ほとんどの銘柄が下げる中で金曜日は元気寿司<9828>の株価が騰がっていました。
原油安で回転寿司屋が好調になるのは想像していませんでしたが、今後さまざまな業種が原油安の恩恵を受けて業績を伸ばしていくのではないかと思っています。

マイナス金利に関しては、今はまだどのような効果があるのかはっきりわかりませんが、金利が下がれば借金がしやすくなりますし、住宅購入も金利が低い今のうちと考える人が増えてくるはずです。消費税の増税も控えている現在ならなおさらです。
少なくとも「マイナス金利」は不動産会社にとってはメリットになりえる政策だと思います。

しかし、不動産株は日銀政策の発表直後には急上昇したものの、現在は急降下中です。
好調な決算を発表した低PERの不動産株が軒並み売られてしまっています。
その中から、私はユニゾHD<3258>とプレサンス<3254>を拾ってみました。
どちらも3月の株主優待銘柄です。(ユニゾHDの株はすでに売却済み)

他、日本商業開発<3252>やオープンハウス<3288>も気になっています。
(日本商業開発は3月に優待がありますがオープンハウスの優待は9月のみです)

ちなみに、ネットで「マイナス金利銘柄」と検索した場合、プレサンスもユニゾHDも出てきませんでした(笑)
3月の優待銘柄で好決算なのに急落中の不動産銘柄ということで買ってしまっただけなので、マイナス金利効果のほどはよくわかりません。ご了承ください!

さて、週明けですが、おそらく株価は下落。
金曜日の夜はアメリカ市場も日経先物も大きく下落しておりました。
翌朝、その下落っぷりをみてがっかりした気持ちを私のブログにて「替え歌」で表現しております。
暗い気持ちを少しでも明るくできればと思い、書いているブログなので良かったらご覧ください!

今週は騰落レシオが再び50台に入る可能性が高いので、1週間続落ということはないかと思いますが、何か良いニュースが出ない限りは弱い相場が続くと思います。
チャートも業績もあまり参考にならない相場ですが、株価が底を打って反発を始めた場合は、業績が悪くない優待利回りの良い3月優待銘柄から戻るのではないかとも思っています。

とりあえず、1月21日に日経平均がつけた16,017円を終値で割らない事を祈って、日本市場の反発を待ちたいと思います。
それでは今週もがんばりましょう!

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執筆者名:ゆりぴょん
ブログ名:お気楽主婦の株とアフィリエイトで生活!

《NO》

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