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2016年02月08日15時33分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):クックパッド、さくらネット、インベスC、ディーエヌエ

■クックパッド <2193>  1,740円  +300 円 (+20.8%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 5日、クックパッド <2193> が決算(国際会計基準=IFRS)を発表。15年12月期の連結税引き前利益が66.5億円に伸び、2期ぶりに過去最高益を更新したことが買い材料。料理レシピサイト「クックパッド」の有料会員が伸びたうえ、スマートフォン広告の売上も拡大したことが寄与。業績好調に伴い、従来未定としていた前期の期末一括配当を10円実施する方針とした。なお、16年12月期の業績見通しは開示しなかった。同時に、現経営陣と経営路線を巡って対立していた創業者の佐野陽光氏と、3月の株主総会で取締役選任議案を一本化して提案することで基本合意したと発表したことも買いに拍車を掛けた。

■さくらインターネット <3778>  1,887円  +277 円 (+17.2%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 さくらインターネット<3778>が後場急動意。同社はきょう、新サービスとして「さくらのIoT Platform」の提供を16年度中に開始すると発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。このサービスは、通信環境とデータの保存や処理システムを一体型で提供するIoTのプラットフォーム。提供開始に先駆け、4月から「さくらのIoT Platform アルファ」を、9月から「さくらのIoT Platform ベータ」のサービス提供を始める。

■インベスターズクラウド <1435>  6,890円  +1,000 円 (+17.0%) ストップ高   本日終値
 5日、インベスC <1435> [東証M]が15年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の14.2億円→18.8億円に31.6%上方修正。増益率が51.9%増→99.8%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。アパート建築請負の受注棟数が想定より伸び、売上が計画を上回ったことが寄与。販管費の抑制も利益を押し上げた。併せて、マザーズ上場記念配当5円を実施する形で、期末一括配当を従来計画の15円→20円に大幅増額修正したことも買いに拍車を掛けた。

■六甲バター <2266>  1,720円  +219 円 (+14.6%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 六甲バター<2266>が急伸。同社は5日の取引終了後、今16年12月期の単体業績予想を発表、売上高は471億8000万円(前期比4.8%増)、営業利益は37億2000万円(同24.2%増)、純利益は24億3000万円(同24.9%増)と2ケタ増益を見込んでおり、これを好感する動き。チーズ部門では、新製品として「プレミアムベビーチーズ パルメザン入り」、「ワインに合うベビーチーズ サーモン&ハーブ入り」などを、ナッツ部門でも「キノミープレーン8個入」、「キノミーわかめ入り8個入」などを発売し、前15年12月期は売上高450億100万円(前の期比8.4%増)、営業利益29億9400万円(同55.9%増)、純利益19億4500万円(同90.8%増)と大幅な増益を達成している。今期も「開発先導型活力企業」として引き続き新製品による売り上げ増が期待される。

■Jティッシュ <7774>  1,465円  +175 円 (+13.6%)  本日終値
 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>が急反発。みずほ証券では、2016年1月に発表された新たな保険償還制度を皮切りに、マネタイズが大きく加速されると指摘。昨年5月発表の中期経営計画で予定されていた黒字化のタイミングは1年早まり、17年3月期から黒字化すると予想し、短期的には、従来製品の適応拡大や保険適用条件緩和などのニュースフローにも期待できると解説。中長期では、他家細胞を使う収益性の高い再生・細胞医療製品への取り組み、海外展開等が成長ドライバーになるとみて、レーティングを「中立」から「買い」に、目標株価を1580円から1680円に引き上げている。

■ASB機械 <6284>  2,155円  +236 円 (+12.3%)  本日終値  東証1部 上昇率7位
 日精エー・エス・ビー機械<6284>が急騰。同社はペットボトル成形機大手メーカーでインドを生産拠点に南、西アジア向け市場の開拓に成功している。また、需要拡大に対応して増産能力の拡充にも余念がなく、第3工場の建設準備を推進するとともに、静岡工場の稼働で生産体制整備を加速させている。同社が5日取引終了後に発表した16年9月期の第1四半期(2015年10月~12月)連結決算は、売上高が59億9100万円(前年同期比9.9%増)、本業の儲けを示す営業利益が8億9900万円(同49.9%増)と高い伸びをみせたことで、これが株価を強く刺激する格好となった。

■ジャムコ <7408>  2,893円  +297 円 (+11.4%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 ジャムコ<7408>が急反発。昨年9月に初出荷したエアバスA350XWB向けプレミアム・シート「Journey」に関して、中南米のラタム・エアラインズ・グループが今年1月25日から、これを搭載した機体の運航を開始したと発表しており、改めて業績への寄与を期待した買いが入っている。「Journey」は、シンプルな機構によるフルフラットベッド機能を有するとともに、先進的な材料の使用で、軽量かつ高強度を実現したのが特徴。なお、ラタム・エアラインズ・グループでは、A350XWBを27機導入する予定で、プレミアム・ビジネスクラスとして1機あたり30席の「Journey」が搭載されるという。

■日比谷総合設備 <1982>  1,707円  +159 円 (+10.3%)  本日終値
 5日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が黒字浮上で着地・10-12月期は5.3倍増益」が好感された。
 日比谷設 <1982> が2月5日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は13.3億円の黒字(前年同期は4.3億円の赤字)に浮上し、通期計画の33億円に対する進捗率は5年平均の20.7%を上回る40.4%に達した。
  ⇒⇒日比谷総合設備の詳しい業績推移表を見る

■ディー・エヌ・エー <2432>  1,880円  +168 円 (+9.8%)  本日終値
 ディー・エヌ・エー<2432>が大幅続伸。前週末5日に、従来未開示としていた16年3月期業績予想について、売上高1437億円(前期比0.9%増)、営業利益199億円(同19.6%減)、純利益118億円(同21.1%減)を見込むと発表しており、業績の不透明感がなくなったとの見方から買われているようだ。主力のゲーム事業におけるコイン消費高が国内外ともに前四半期比で増加する見通しであるものの、収益性の高い国内のブラウザ市場向けタイトルは減少を見込んでいることが増収減益につながる見通し。一方で、17年3月期について、決算説明会で「最低でも通期で増益にしたい」との発言があったもようで、業績回復への期待も高まっているようだ。なお、同時に発表した第3四半期累計(15年4~12月)決算は、売上高1087億500万円(前年同期比2.3%増)、営業利益146億8900万円(同27.1%減)、純利益83億6100万円(同33.2%減)だった。

■新東工業 <6339>  945円  +84 円 (+9.8%)  本日終値
 5日、新東工 <6339> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の47億円→52億円に10.6%上方修正。増益率が6.5%増→17.9%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。欧州や中国向け販売は低迷するものの、国内では投資補助金による設備需要を背景に、自動車関連を中心に利益率の高い表面処理装置などの販売が伸びること寄与。

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