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【市況】11時時点の日経平均は小幅に5日続落、決算受けディーエヌエーなどが急伸


11時06分現在の日経平均株価は16804.10円(前週末比15.49円安)で推移している。5日に発表された米1月雇用統計は強弱入り混じる結果となり、利上げ観測が強まったものの円相場は1ドル=116円台で推移した。また、NYダウが211ドル安となったことに加え、企業業績の先行きに対する懸念も広がり、本日の日経平均は198円安からスタートした。寄り付き後は一時16552.30円(同267.29円安)まで下落したが、その後為替相場が円安方向に戻したことなどからプラスに切り返す場面も見られた。

個別では、第3四半期決算を発表したトヨタ自<7203>が2%超の下落で推移しているほか、三菱UFJ<8306>、富士重<7270>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>などが軟調。日立<6501>や日本電産<6594>は4%前後の下落。住友鉱<5713>は7%を超える下げに。また、シュッピン<3179>、DOWA<5714>、日本電子材料<6855>などが東証1部下落率上位となっている。一方、みずほ<8411>、ファナック<6954>、NTT<9432>、ソフトバンクグ<9984>、NTTドコモ<9437>などが堅調。KDDI<9433>は2%超の上昇に。前週末に決算発表したディーエヌエー<2432>、タカタ<7312>、セガサミーHD<6460>、博報堂DY<2433>は急伸。また、日本CMK<6958>、六甲バタ<2266>、ダイトエレク<7609>などが東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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