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【通貨】外為サマリー:1ドル117円台を回復、やや方向感に欠け様子見姿勢も

 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=117円03銭前後と前週末に比べ20銭強のドル高・円安で推移している。117円台を回復したが、やや方向感に欠ける展開となっている。

 先週末5日に発表された米1月雇用統計は、非農業部門雇用者数が、15万1000人増と市場予想(19.0万人増)を下回った。ただ、平均時給は市場予想を上回り、失業率も4.9%と前月の5.0%から改善した。これを受け、ドルは乱高下し、結局116円80銭前後で取引を終えた。

 この日の東京市場はジリ高で117円を回復。ただ、値動きは限定的。3月の米利上げ観測は後退しているが、11日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言などが市場の関心を集めている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1143ドル前後と前週末に比べ0.0050ドル強のユーロ安。対円では1ユーロ=130円40銭前後と同30銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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