【市況】ETF売買動向＝4日寄り付き、日経レバの売買代金は433億円と活況

　4日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比38.7％増の645億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同39.9％増の587億円となっている。

　個別ではダイワ上場投信東証銀行業株価指数 <1612> 、東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> 、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> が新安値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が9.07％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が7.85％高、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> が6.32％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が6.22％高、上場中国Ａ株パンダ <1322> が4.19％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は5.87％安、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> は4.07％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が106円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金433億6100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金337億9200万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が58億7500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が28億1300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が21億300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が13億8200万円、ダイワ日経ダブルインバース・インデックス <1366> が5億4000万円の売買代金となっている。


株探ニュース