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2016年02月03日15時31分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ITHD、アイスタイル、出光興産、NTTデータ

■レンゴー <3941>  586円  +78 円 (+15.4%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 レンゴー<3941>が逆行高。野村証券では、原燃料安の恩恵で軟包装・重包装の収益性が想定よりも改善していると指摘。今後は段ボールでもコスト削減が拡大、加えて原紙の内部調達比率を高めることによる増産効果も見込めるとして、不採算だった洋紙の生産停止も利益改善に寄与すると解説。レーティングを「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価を500円から680円に引き上げている。

■GSユアサ <6674>  460円  +47 円 (+11.4%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>は急騰。同社は2日取引終了後、16年3月期第3四半期累計(2015年4月~12月)の連結決算を発表。売上高は2653億800万円(前年同期比0.4%減)、営業利益は141億5300万円(同5.9%増)、最終利益は66億2700万円(同22.3%減)だった。自動車向けリチウムイオン電池が国内向け低調だったほか、太陽光発電用電源装置も国内電力会社の調達策見直しの影響で減少した。また、中国子会社の清算に伴う減損損失計上が最終利益を押し下げた。ただ、最終減益は株価に大方織り込まれており、本業の儲けを示す営業利益は生産コストの削減効果などで増益を確保していることから、これを評価するかたちで買いが優勢となった。

■ITホールディングス <3626>  2,957円  +228 円 (+8.4%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 2日、ITHD <3626> が決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比33.4%増の144億円に拡大したことが買い材料。電力自由化に伴う需要増加を背景に、エネルギー関連を中心にシステム構築などの受注が大きく伸びたことが寄与。生産性向上など収益向上施策が奏功し、採算も改善した。

■淀川製鋼所 <5451>  2,410円  +166 円 (+7.4%)  本日終値  東証1部 上昇率7位
 2日、淀川鋼 <5451> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.58%にあたる80万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は2月3日から9月23日まで。同日、16年3月期の連結経常利益を従来予想の63億円→78億円に23.8%上方修正。従来の12.2%減益予想から一転して8.7%増益見通しとなったことも支援材料。採算重視の受注やコスト削減が利益を押し上げる。

■アイスタイル <3660>  1,130円  +68 円 (+6.4%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 2日、アイスタイル <3660> が16年6月期の連結経常利益を従来予想の11.3億円→14.8億円に30.5%上方修正。増益率が75.9%増→2.3倍に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。海外向けEC・卸事業で中国向け販売が計画を大きく上回るうえ、化粧品クチコミサイト「@cosme(アットコスメ)」の広告収入が想定より伸びることが寄与。

■フタバ産業 <7241>  510円  +29 円 (+6.0%)  本日終値
 2日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は86%増益」が好感された。
 フタバ <7241> が2月2日大引け後(16:20)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は21.5億円の赤字(前年同期は8.6億円の黒字)に転落した。
  ⇒⇒フタバ産業の詳しい業績推移表を見る

■出光興産 <5019>  1,835円  +99 円 (+5.7%)  本日終値
 出光興産<5019>は急伸。同社は2日の取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を従来予想の4兆900億円から3兆7500億円(前期比19.0%減)へ、営業損益を400億円の黒字から30億円の黒字(前期1047億9800万円の赤字)へ、最終損益を280億円の黒字から130億円の赤字(同1379億5800万円の赤字)へ修正した。原油価格の大幅な下落により在庫評価損が従来予想の430億円から800億円へ増加することで最終赤字になるが、株価は原油安を要因に1月21日に1597円の昨年来安値を更新していたことから、業績悪は織り込まれているようだ。

■大崎電気工業 <6644>  695円  +36 円 (+5.5%)  本日終値
 大崎電気工業<6644>が全般悪地合いの間隙を縫って4連騰。同社が前日、取引時間中に発表した16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算は、売上高が529億6400万円(前年同期比2.1%減)、営業利益は25億5800万円(同4.0%増)、最終利益は7億9200万円(同30.3%減)だった。最終利益は前期の特別利益計上の反動で減少しているものの、本業の儲けを示す営業利益は国内電力向け計測機器が好調で増益を確保している。これが買い安心感につながっている。今年4月から始まる電力小売りの全面自由化では関連銘柄の最右翼だ。一般家庭向けや小規模店舗向けなど市場の裾野の広がりに伴い、8兆円規模ともいわれる巨大市場の創出が試算されており、そのなか同社が強みとするスマートメーター需要の急拡大が予想され、株価も先高期待が強まっている。

■NTTデータ <9613>  6,260円  +310 円 (+5.2%)  本日終値
 エヌ・ティ・ティ・データ<9613>は大幅に4営業日続伸。同社は2日引け後、16年3月期第3四半期累計の連結決算を発表した。売上高は前年同期比7.3%増の1兆1453億2300万円、営業利益は同32.3%増の642億7100万円で着地した。全体の受注高は前年同期比19%増となった。金融事業で銀行・協同組織金融機関向け大型案件の獲得などで増加したほか、公共・社会基盤事業で中央府省向け大型案件の獲得などにより増加、グローバル事業では海外子会社の規模拡大および為替影響などにより増加した。収益面では、グローバル、金融、法人・ソリューションの各事業で増収増益となったものの、公共・社会基盤事業は増収も、既存大規模案件の規模縮小による影響のほか、不採算案件の発生で減益となった。ゴールドマン・サックス証券は、16年度は不採算案件縮小の恩恵以外は、トレンド線を超えた収益拡大は見込みづらいなどと指摘。目標株価は4630円から4800円へ引き上げているものの、投資判断は「売り」を継続している。

■三菱食品 <7451>  2,954円  +93 円 (+3.3%)  本日終値
 2日、三菱食品 <7451> が決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比19.3%増の149億円に伸びて着地したことが買い材料。消費増税に伴う駆け込み需要の反動減からの回復で、加工食品や低温食品などの販売が伸び、増収を確保した。通期計画の175億円に対する進捗率は85.2%に達しており、通期上振れを期待する買いが向かった。

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