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【材料】淀川製鋼所が買い気配、2.6%の自社株買い実施、今期経常を上方修正

 2日、淀川鋼 <5451> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.58%にあたる80万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。

 需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は2月3日から9月23日まで。

 同日、16年3月期の連結経常利益を従来予想の63億円→78億円に23.8%上方修正。従来の12.2%減益予想から一転して8.7%増益見通しとなったことも支援材料。採算重視の受注やコスト削減が利益を押し上げる。

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