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【市況】11時時点の日経平均は3日ぶり反落、三越伊勢丹や日ハムは急伸


11時00分現在の日経平均株価は17823.63円(前日比41.60円安)で推移している。1日の米国市場では、中国の1月製造業購買担当者景況指数(PMI)が12年8月以来の低水準となったことや、原油相場の大幅下落を受けて売りが先行。追加利上げ観測の後退で引けにかけて下げ幅を縮小し、NYダウは17ドル安となった。こうした流れを受けて、日経平均は直近の上昇に対する利益確定売りが先行して148円安からスタートした。その後は下げ幅を縮め、17800円台でのもみ合いが続いている。

個別では、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、ソフトバンクグ<9984>、村田製<6981>、三菱地所<8802>などが軟調。NTTドコモ<9437>、三井不<8801>、住友不<8830>が3%超、新日鉄住金<5401>が6%超下げており、直近で大きく上昇していた銘柄において利益確定売りが優勢。また、通期業績予想を下方修正したNOK<7240>が急落し、イーグル工<6486>、日ケミコン<6997>などとともに東証1部下落率上位となっている。一方、マイナス金利導入から売られていた三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>が反発。ファナック<6954>、ホンダ<7267>も堅調。OLC<4661>、第一生命<8750>、小野薬<4528>が2%超上昇しているほか、三越伊勢丹<3099>や日ハム<2282>が急伸。また、イーレックス<9517>、レーザーテック<6920>、キッセイ薬<4547>などが東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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