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【材料】イーストン---3Q業績は減収減益も、アミューズメントや通信向けの表示デバイスが好調


エレクトロニクス商社のルネサスイーストン<9995>は29日、第3四半期累計(2015年4-12月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比8.4%減の588.18億円、営業利益が同46.4%減の6.95億円、経常利益が同46.8%減の7.31億円、純利益が同40.5%減の6.46億円となった。

2015年11月の世界半導体売上高は前年同月比3.0%減と5ヶ月連続で下回る市場環境のなか、同社の品目別売上高では、集積回路と半導体素子が減少となった一方で、表示デバイスがアミューズメント・通信・産業分野において好調だった。

通期業績見通しは従来計画を据え置いた。売上高が前期比0.9%増の855.00億円、営業利益が同23.8%減の13.00億円、経常利益が同25.4%減の13.50億円、純利益が同33.3%減の10.50億円を見込んでいる。

同社は技術系エレクトロニクス商社で、社名が示すようにルネサスエレクトロニクス<6723>の有力特約店という立場にある。取扱商品はルネサスエレクトロニクス製ロジック系半導体が中心となっているが、海外製品を中心に同社が独自に開拓してきた商材の拡大にも力を入れている。

《SF》

 提供:フィスコ

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