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【市況】国内大手証券、株式市場は対面証券の減配を織り込んでいると想定

 国内大手証券の証券セクターのリポートでは、第3四半期決算は概ねサプライズがなく、中長期の投資ビューに影響を与えるものではないと指摘。第4四半期の相場環境は第3四半期よりも悪化していると想定されるため、各社の委託手数料、株式トレーディング収益、募集売出手数料には注視が必要として、株式市場は特に対面証券の減配を織り込んでいると想定。

 対面証券各社は安定収益化の施策を進め、それに伴い配当の安定化や拡大への意欲も高まっていることから、「下期に配当額が偏重する傾向のある東海東京フィナンシャル・ホールディングス<8616>、岡三証券グループ<8609>、岩井コスモホールディングス<8707>などの動向に関心が集まる」と解説している。
《MK》

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