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【材料】早稲田アカデミー---第3四半期も大幅増益で通期計画に対し高進捗、株主優待を新設


早稲田アカデミー<4718>は1月29日、2016年3月期第3四半期(15年4月-15年12月)決算を発表した。売上高は前年同期比4.1%増の149.40億円、営業利益は同59.0%増の7.73億円、経常利益は同63.0%増の7.80億円、四半期純利益は同61.9%増の4.55億円だった。

業績動向を左右する期中平均塾生数は、小学部が14,633人で前年同期比5.6%増、中学部が13,884人で同1.3%増、高校部が3,336人で同3.1%増、合計では31,853人で同3.4%増となっている。難関上位校への合格実績伸長により集客力を向上させ、収益拡大を図るという従来からの基本戦略を推進するべく、授業品質の向上・進学指導力の強化に注力した。

16年3月通期については、売上高が前期比4.9%増の203.98億円、営業利益が同16.8%増の8.84億円、経常利益が同21.4%増の8.90億円、純利益が同20.3%増の5.05億円とする期初からの計画を据え置いている。通期計画に対する第3四半期までの進捗率は、営業利益で約87%と順調に推移している。

なお、株主優待制度を新設することも同時に発表している。毎年3月31日時点の株主名簿に記載または記録された1単元(100株)以上を保有する株主を対象として、継続保有期間3年未満で1000円分、同3年以上で2000円分のクオカードを贈呈する。

《SF》

 提供:フィスコ

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