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【市況】11時時点の日経平均は続伸、決算を受けてアドバンテスや日立化成が急伸


11時00分現在の日経平均株価は17230.74円(前日比66.82円高)で推移している。27日の米国市場では、連邦公開市場委員会(FOMC)声明が3月利上げ観測を後退させるほどの内容ではなかったことが嫌気され、NYダウは222ドル安となった。こうした流れを受けて日経平均は104円安からスタートすると、時間外取引で原油価格が下落したことから一時221円安まで下げ幅を広げる場面があった。ただ、その後原油価格が下げ渋ったことや為替相場が円安方向に振れたことなどを受けて、日経平均はプラスに切り返している。

個別では、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、みずほ<8411>、NTT<9432>、ファナック<6954>などが堅調。JT<2914>、ダイハツ<7262>、NTTドコモ<9437>などが2%超、東エレク<8035>が4%超の上昇。前日決算発表のアドバンテス<6857>や日立化成<4217>が急伸している。テーマ株ではサイバネット<4312>が連日のストップ高となっているほか、さくら<3778>も大幅続伸。また、ベリサーブ<3724>、オルトプラス<3672>、enish<3667>が東証1部上昇率上位となっている。一方、ソフトバンクグ<9984>、ソニー<6758>、東レ<3402>、ホンダ<7267>、日立<6501>などが軟調。村田製<6981>やTDK<6762>は5%超の下落に。また、今期業績予想を下方修正したアルプス電<6770>が急落し、OBC<4733>、日本航空電子<6807>などとともに東証1部下落率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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