【市況】ETF売買動向＝27日前引け、ＥＴＦＳパラ、中国Ａ３００が新安値

　27日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比29.5％増の1849億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同30.9％増の1687億円だった。

　個別ではＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> 、ＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> が新安値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が14.33％高、国内金先物価格連動型上場投信 <1683> が5.79％高、上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> が5.59％高、ｉシェアーズ　ＭＳＣＩジャパン高配当利回り　ＥＴＦ <1478> が4.82％高、マザーズ・コア上場投信 <1563> が4.75％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は8.61％安、国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> は3.80％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は3.54％安、国際のＥＴＦＶＩＸ中期先物指数 <1561> は3.28％安、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> は3.17％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が427円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1350億5900万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1505億4800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が94億1000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が90億2400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が56億4900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が31億3700万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が12億1300万円の売買代金となった。


株探ニュース