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【材料】相鉄HDが再浮上、ホテル3ブランドの成長続く

 相鉄ホールディングス<9003>は売り物が枯れ、物色資金が再び集まり始めた。株価は21日の安値616円で底を入れ、目先は5日移動平均線を上抜ききょうは671円まで上値を伸ばし、25日線との下方カイ離もほぼ埋める状況まで値を戻している。

 国内消費セクターはインバウンド需要の伸び率鈍化が指摘されるものの、宿泊施設の慢性的な不足の解消はこれからという段階。同社は高級ホテルの横浜ベイシェラトン、ビジネスのホテル相鉄フレッサインのほか、2014年にはJTBからサンルートを買収しており、このホテル3ブランドがいずれも訪日外客数増加を背景に好調に収益を伸ばしている。

 ホテル事業を取り巻く環境は今後も追い風が強く、「民泊関連」などが物色テーマとなるなか、相対的な出遅れ感から見直し買いを誘導している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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