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2016年01月26日15時33分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):安川電、三菱UFJ、ソフトバンク、村田製

■関西アーバン銀行 <8545>  1,195円  -52 円 (-4.2%)  本日終値
 関西アーバン銀行<8545>が3日ぶりに反落。25日引け後に、16年3月期第3四半期累計の連結決算を発表した。経常収益は前年同期比4.1%減の674億4300万円、純利益は同1.8%増の143億8900万円で着地した。単体の経営成績で、与信関係費用が前年同期比17億8400万円改善したこと等が寄与した。ただ、通期の連結純利益は160億円(前期比7.8%減)の見通しで、進捗率が89.9%に達しているものの、業績予想が据え置かれたため、失望されているようだ。

■安川電機 <6506>  1,321円  -56 円 (-4.1%)  本日終値
 安川電機<6506>が反落。野村証券では、中国・旧正月明けから「iPhone7」絡みの部品受注が出るとの見方は不変として、サーボモータ「Σ7」が製品ミックスの改善に寄与すると指摘。省人化・品質向上に資するロボットは、先進国で自動車向け、中国では一般機械向けで伸びる構図も続くとみて、レーティング「バイ」を継続。目標株価は1900円から1650円に引き下げている。

■クレハ <4023>  404円  -16 円 (-3.8%)  本日終値
 クレハ<4023>が反落。同社は25日、塩酸の価格を2月22日出荷分より改定することを発表した。同社の塩酸事業は、製造設備や充填設備の維持・更新投資の増大、物流費の上昇に加え、長年にわたる市況軟化により、その収益は大幅に悪化している。これに対応すべく1キログラム当たり現行価格プラス5~10円の価格改定を実施、これにより製品の安定供給を継続していく。

■三菱UFJ <8306>  604円  -23.3 円 (-3.7%)  本日終値
 銀行株が軒並み下落。メガバンク3行のうち、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>と三井住友フィナンシャルグループ<8316>の株価が2016年に入ってから昨年来安値を更新するほど下落トレンドが顕著になっている。SMBC日興証券がリリースしたリポートでは、アジア投資家訪問を行いシンガポールでは日本の銀行株に対して悲観的な見方が9割以上だったことを報告している。リポートによるとアジア投資家は、証券会社の予想以上に銀行株に対して弱気転換しており今後3年間で10%~15%の減益もあり得ると、またオイル・ガス関連与信の貸し出しが高いなど複数のポイントを挙げ、業種格付けを「強気」から「中立」に引き下げている。今日のマーケットでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ<8411>をはじめとする銀行株の弱さが話題となっている。

■ソフトバンクグループ <9984>  4,849円  -170 円 (-3.4%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>が反落。JPモルガン証券では、株価が年初から20%下落した事を受け、「スプリント倒産の可能性を含めたスプリントに対する業績懸念が理由」としながらも、本格的にスプリントの債務超過を意識すべきなのは少なくともまだ18~36カ月間先と指摘。スプリントの中期的な競争力に対する懸念が残るものの、日本時間26日のスプリント決算を通じ株価はリバウンドすると予想。レーティング「ニュートラル」と目標株価6500円を継続している。

■村田製作所 <6981>  14,490円  -465 円 (-3.1%)  本日終値
 村田製作所<6981>が軟調。iPhone関連の好業績銘柄として国内外の投資家から注目され株価は2万円を超える時期もあったものの、直近は1万3705円まで値下がりする局面があった。外国人投資家の動向を見極める話題では、5%ルール大量保有報告書に注目する人が多いようだ。1月25日に提出された最新資料では米国籍のファンド「キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー」が村田製作所の株式を売却していることが判明した。日本株運用で大株主に名前が上がる著名ファンドのキャピタル・リサーチ・アンド・マネージメントがグループ会社と共同保有していた株式を減少させている。従来、村田製作所の株式を発行済み株数の12.95%保有していたが11.90%(2680万8109株)までポジションを低下させている。Appleの減産報道や、iPhone販売台数の陰りなどからサプライヤーの投資比率を落としていることが5%ルールからもわかる。

■ジャフコ <8595>  3,655円  -105 円 (-2.8%)  本日終値
 ジャフコ<8595>が反落。いちよし経済研究所が25日付で投資判断「B」を継続しつつ、フェアバリューを5000円から3800円へ引き下げたことが弱材料視されている。株式市場の低迷を受けて16年3月期の営業利益予想を250億円から220億円へ下方修正したことが要因としている。また、17年3月期も同250億円から220億円へ引き下げている。

■日本電産 <6594>  7,740円  -207 円 (-2.6%)  本日終値
 日本電産<6594>が反落。TIWでは、同社がこれまで培ってきた技術や買収で強化した技術を活用し、飛躍できる事業機会が広がっていると指摘。これらの領域で具体的に顧客と連携を展開しているため、今後の立ち上がりと収益貢献の加速が期待できるとの見方で、センサーやソフトウエアなどの分野ではさらなる買収の動きにも注目したいと解説。中長期的な株価上昇に対する見方に変わりないとして、レーティング「2+」を継続している。

■セブン&アイ <3382>  4,990円  -124 円 (-2.4%)  本日終値
 セブン&アイ・ホールディングス<3382>が3日ぶりに反落。ドイツ証券は同社についての業績予想をアップデート。コンビニと金融関連は堅調で、18年2月期に営業利益は4000億円超に達しよう、と解説している。ただ、イトーヨーカ堂は業績悪化が深刻と指摘。業績予想を減額し、18年2月期でも営業赤字を予想している。同証券は、目標株価は5800円から5700円へ引き下げているものの、コンビニと金融関連の中期成長への評価と株価の上昇余地を踏まえて、レーティングは「バイ」を継続している。

■イオン <8267>  1,524.5円  -37 円 (-2.4%)  本日終値
 イオン<8267>が3日ぶりに反落。きょうは大和証券がイオンに関するリポートをリリースしたことが確認されている。同証券は同社の16年2月期第3四半期累計の決算について、同社の構造的課題が浮き彫りになった決算と指摘。SMの回復は軌道に乗っているものの、GMS改革は道半ばと解説。現状のままでは事業規模に見合った利益水準の実現が期待し難いと考え、固定費削減など、もう一段の構造改革が望まれるとの見解を示している。レーティングは「3」(中立)を継続、目標株価は1600円から1500円へ引き下げている。

●ストップ高銘柄
 ラクオリア創薬 <4579>  362円  +80 円 (+28.4%) ストップ高   本日終値
 アークン <3927>  3,905円  +700 円 (+21.8%) ストップ高   本日終値
 スターティア <3393>  714円  +100 円 (+16.3%) ストップ高   本日終値
 サイバネットシステム <4312>  735円  +100 円 (+15.8%) ストップ高   本日終値
 阿波製紙 <3896>  742円  +100 円 (+15.6%) ストップ高   本日終値
 以上、5銘柄

●ストップ安銘柄
 NEXT 原油ブル <2038>  628円  -150 円 (-19.3%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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