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【市況】東京株式(前引け)=リスク回避ムードのなか先物主導で大幅安

 26日前引けの日経平均株価は前日比310円安の1万6799円と急反落。前場の東証1部の売買高概算は10億5427万株、売買代金概算は9320億3000万円。値上がり銘柄数は311、対して値下がり銘柄数は1557、変わらずは67銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株安を引き継ぎ再びリスク回避ムードに包まれた。サウジアラビアが石油・ガス生産能力への投資継続を表明したことを背景に原油相場が売られ、投資家心理を悪化させている。27日までの日程で開催されるFOMCや29日の日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの思惑もあり、買い向かう動きも限定的、先物主導の売りに下値を模索する展開となっている

 個別ではトヨタ自動車<7203>が軟調、ソフトバンクグループ<9984>も値を下げた。ダイキン工業<6367>、ソニー<6758>、ファーストリテイリング<9983>なども下落した。タカラレーベン<8897>、TDK<6762>は大幅安。半面、サイバネットシステム<4312>がストップ高、さくらインターネット<3778>も大きく切り返した。住友大阪セメント<5232>、GMOインターネット<9449>も買われている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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