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【市況】明日の株式相場見通し=手控え姿勢で一進一退、緩やかながら地合い好転の兆し

 あす(26日)の東京株式市場は、現地26日から27日まで開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)や、日銀の金融政策決定会合(28~29日)を前にして、手控え姿勢が一段と強まり、日経平均株価は一進一退の展開となりそうだ。

 市場関係者からは「前週末に日経平均株価が941円高と急騰した直後だけに、反動の売りを懸念する向きもあった。しかし、海外株高と円安進行を追い風に、続伸を維持できたことは、緩やかながら地合いの好転を示しているようだ」との見方も出ていた。

 25日の東京株式市場は、前週末の海外株高などを受けて買いが先行。日経平均株価終値は、前日比152円38銭高の1万7110円91銭と続伸した。外国為替市場での円安進行や原油価格の落ち着きなどを好感し買い優勢となった。

 日程面では、12月の企業向けサービス価格指数に注目。海外では、米連邦公開市場委員会(FOMC~27日)、米11月のS&Pケース・シラー住宅価格指数、が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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