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【経済】中国:若者の結婚離れ進む、年10回見合いも“その気なし”


中国で若者の「結婚離れ」が進んでいる。うち江蘇省では、約2割の若者が1年に10回以上も見合いをさせられているが、その大半は「親が言うから仕方なく」という状況。本人たちにまったく“その気”はないようだ。現代快報が22日付で伝えた。
この調査結果は、健康体育発展センターが40歳以下の青壮年を対象に、各都市で1000人をアンケートした結果分かったもの。それによると、25~35歳の若者の9割弱が親から「早く結婚しろ」とプレッシャーをかけられているという。親が子どもに結婚を急がせるのは、自分たちの年代では30歳過ぎまでに結婚し、子どもも大きくなっているというのが一般的だったため。しかし現代の若者は、毎日会社と自宅の往復だけで、異性と知り合うチャンスが少なく、また、異性と交際するだけの金銭的余裕もない(回答者の68%)のが現状という。
こうした状況に対して専門家は、「仕事が忙しく、晩婚になりがちなのは理解できる」としながらも、「親の意見を無視するのではなく、よく話し合うべき」と提言。「親は子どもを愛しているからこそ、早く伴侶を見つけることを願っているものだ」と述べている。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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