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2016年01月22日15時56分

【市況】<動意株・22日>(大引け)=サン電子、ダブル・スコープ、モバイルファクトリーなど

 サン電子<6736>=急騰。市場では「拡張現実(AR)」関連株として注目されているようだ。同社はAR分野のビジネス展開に向け、昨年4月にイスラエルのインフィニティAR社へ出資し、10月には同国のルモス社とも業務提携している。サン電子は、ルモス社のディスプレイユニットを使ったメガネ型デバイスを開発し、インフィニティAR社のAR開発プラットフォームと組み合わせることで、ハードウエアからアプリケーションまでを揃えたトータルソリューションの提供を目指している。ARとは目の前にある現実空間に、デジタル情報を重ねあわせて表示する技術のこと。

 ダブル・スコープ<6619>=ストップ高。リチウムイオン電池用セパレーターを韓国で集中生産しており、大手自動車メーカーのエコカーへの積極的な取り組みを背景に需要拡大期待が高まっている。昨年11月にマザーズから東証1部に市場変更となり、昨年末には貸借銘柄に指定、これにより流動性が高まり投機資金の流出入が加速、株価のボラティリティも一段と高まっている。22日付(義務発生日は18日)で大和証券投資信託委託が保有株式を13.72%から14.81%に高めたことが判明、株式需給面で買い人気を増幅させた。

 モバイルファクトリー<3912>=後場一段高。同社はきょう午後1時に、16年12月期通期の連結業績予想を発表。営業利益は4億6000万円(前期比46.6%増)を見込むほか、年間配当は39円(前期は20円)とする方針を示した。売上高は18億8800万円(同7.8%増)を予想。注力している位置情報連動型ゲームをさらに伸ばすための体制を整え、前期に大きく成長した「ステーションメモリーズ!」を維持拡大するための投資も実行するとしている。

 第一生命保険<8750>=大幅高。旧村上ファンド出身者が設立した投資ファンドであるエフィッシモ・キャピタル・マネージメントが、同社の発行済み株式数の5.11%を取得したことが21日付の大量保有報告で判明した。アクティビストとして注目度の高いエフィッシモの大株主浮上で、株価は強く刺激されるかたちとなっている。株価は年初からの急速な調整で約21%下落していたこともあって、押し目買いが集まりやすい面もあった。

 カルナバイオサイエンス<4572>=ストップ高。同社は21日、がん治療薬「CDC7/ASKキナーゼ阻害薬」に関する特許について特許庁から査定通知を受領したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。CDC7/ASKキナーゼは、膵臓がんや悪性度の高い乳がんに対して有望な標的分子であることが報告されており、同阻害薬はこれまで治療が困難とされてきたこれらのがんに対する治療に大きな貢献を果たすことが期待されている。

 明豊エンタープライズ<8927>=急反発。同社は21日取引終了後、賃貸アパートメントブランド「MIJAS(ミハス)」事業の用地を取得したことを発表した。ここ急速な調整を余儀なくされていたが、これを手掛かり材料に切り返しに転じた。同物件は、京王線の準特急停車駅「千歳烏山」駅徒歩8分に位置し、新宿駅にダイレクトアクセスできる利便性の高い立地であり、周辺は閑静な住宅地が広がる。敷地面積は約607平方メートル。なお、同物件の購入については既に「世田谷信用金庫」から新規融資を受けているという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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