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【材料】平田機工が急伸で昨年来高値、波乱相場でも高値圏飛翔

 平田機工<6258>が急反発で昨年来高値更新、一時10%を超える上昇で1600円台まで上値を伸ばした。生産エンジニアリングを手掛け、自動車部品の自動組み立てラインを中心とする生産システムや半導体・パネル・家電業界向け装置で高実績を有する。有機EL製造装置向けでは薄膜形成の際に必要な真空チャンバーを受託製造しているが、引き合い旺盛であり、採算性の高い商品であることから「(真空チャンバーの)売り上げの増加は製品ミックスの向上にも反映される」(業界担当アナリスト)と指摘されている。16年3月期営業利益は前期比8%増の23億円を見込むが、増額修正余地が指摘されている。

 株価は年初からの波乱相場でも25日移動平均線を絡め頑強なトレンドを形成、足もと全体地合いの改善に合わせて一気に上げ足を強めてきた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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