【市況】ETF売買動向＝21日大引け、全銘柄の合計売買代金5457億円

　21日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比27.3％増の5457億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同30.2％増の5095億円だった。

　個別ではダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ダイワ４００インバースインデックス <1465> 、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> 、ダイワ上場投信－日経平均インバース・インデックス <1456> など9銘柄が新高値。上場インデックスファンド世界株式（MSCI ACWI） <1554> 、ｉＰａｔｈ 商品指数連動受益証券発行信託 <2021> 、ＮＥＸＴ　インド株式 <1678> 、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> 、ＮＥＸＴ　建設・資材建設・資材 <1619> など90銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が11.86％高、ＥＴＦＳ　銅上場投資信託 <1693> が4.17％高、ＮＥＸＴ日経・東商取白金指数連動 <1682> が3.37％高と大幅な上昇。

　一方、Ｓ＆ＰＧＳＣＩ商品指数 <1327> は7.77％安、上場日本高配当 <1698> は6.07％安、マザーズ・コア上場投信 <1563> は5.81％安、ダイワ食品　上場投信ＴＯＰＩＸ－１７ <1634> は3.94％安、ＮＥＸＴ　情通サ他 <1626> は3.69％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が398円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金3712億300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金2770億円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が455億3100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が262億8100万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が252億円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が157億4200万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が55億8800万円の売買代金となった。


株探ニュース