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【市況】東京株式(前引け)=海外株安も買い戻し優勢で反発

 21日前引けの日経平均株価は前日比265円高の1万6682円と急反発。前場の東証1部の売買高概算は12億6109万株、売買代金概算は1兆2796億9000万円。値上がり銘柄数は1337、対して値下がり銘柄数は485、変わらずは112銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株市場が大きく下げたものの、前日に日経平均は先駆して600円を超える下げをみせていたこともあって、買いが優勢となった。原油市況下落に伴う警戒感は強いものの、足もとは空売り筋の買い戻しや値ごろ感からの押し目買いが全体相場を押し上げた。きょうの中国・上海株市場は軟調に推移しているものの、外国為替市場で1ドル=117円台前半の推移と円安方向に振れていることが輸出株など中心にプラスに働いている。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が売買代金トップで反発、トヨタ自動車<7203>も朝安後プラス圏に切り返している。ソニー<6758>、村田製作所<6981>なども上昇した。ウェルネット<2428>が値を飛ばし、ソースネクスト<4344>も急伸。旭硝子<5201>も物色人気。半面、サイバネットシステム<4312>が急反落、クックパッド<2193>は大幅続落となった。ルネサスエレクトロニクス<6723>が値を下げたほか、アデランス<8170>、コロワイド<7616>なども売られた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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