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【市況】日経平均は18円安でスタート、売り先行から下落幅を3ケタに拡大/寄り付き概況


日経平均 : 17030.28 (-18.09)
TOPIX  : 1386.16 (-4.25)

[寄り付き概況]

 日経平均は反落で始まり、下落幅は3ケタに拡大している。中国の追加緩和期待を背景にアジア・欧州株が全面高となったものの、米国市場の反応は限られ、ややハシゴを外された格好。シカゴ日経225先物は一時17285円まで上げ幅を拡大する場面もあったが、結局清算値は大阪比30円安の17030円だった。この流れを受けて売りが先行し、再び17000円を割り込んでいる。

 セクターではパルプ紙、精密機器、水産農林が底堅い。一方で、鉱業、不動産、石油石炭、銀行、輸送用機器、海運、情報通信、その他製品、証券が冴えない。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに下げており、特に大型株指数の弱さが目立つ。売買代金上位では、トヨタ<7203>、メガバンク3行、ソニー<6758>、ソフトバンクグ<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>が軟調。半面、村田製<6981>、モルフォ<3653>、キーエンス<6861>が堅調。
《SY》

 提供:フィスコ

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