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【市況】東京株式(寄り付き)=原油安など嫌気しやや売り先行

 20日の東京株式市場は売り買い交錯もやや売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比18円安の1万7030円と小幅反落。

 前日の海外株市場では中国・上海株市場が3%超の上昇をみせたほか欧州株も総じて高かったが、米国株市場ではNYダウが反発も小幅にとどまり、ナスダック指数は続落で1年3カ月ぶりの安値をつけるなど冴えない展開だった。原油市況が下げ止まらずリスク回避の流れが続いており、東京市場でも主力株中心に買い控えムードを引きずっている。取引時間中は中国景気に対する警戒感や為替の動向にも神経質な動きが想定される。一方、東証1部の騰落レシオは前日に60%台に戻したとはいえ、依然として売られ過ぎゾーンにあることに変わりなく、きっかけがあれば買い戻しが一気に進む可能性もある。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、11業種前後が高い。値上がり上位に紙パルプ、精密機器、鉄鋼、非鉄、水産など。値下がりでは鉱業、輸送用機器、空運、証券、その他製品など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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