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【材料】本多通信に押し目買い、車載カメラ向けコネクターに成長性

 本多通信工業<6826>が底堅い。ここ軟調な全体相場に流され調整局面を強いられていたが、売り物が枯れており、足もとは小口ながら押し目買いに下げ止まる動きをみせている。

 同社は多極コネクターを中心とする電子部品メーカーだが、ここ車載カメラ向けコネクターの伸びが顕著だ。同社の筆頭株主はパナソニック<6752>であり、自動車のIT化進展に伴い、カメラとモニターを使用したミラーレスシステムが普及期を迎えるなか、同分野で先駆するパナソニックと連携しての収益機会拡大が期待される。

 「車載カメラは自動運転分野でもキーアイテムとなるだけに将来性がある」(市場関係者)との指摘がある。16年3月期営業利益は前期比6%増の15億円を計画、最終減益見通しながらPER8倍は割安感が強い。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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