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【材料】リボミックが「RBM007」(抗FGF2アプタマー)に関する国内物質特許査定を取得

 リボミック<4591>がこの日の取引終了後、日本特許庁に出願していた抗FGF2アプタマーに関する物質特許について特許査定を取得したと発表した。

 同特許は、同社の創薬パイプラインである「RBM007」(抗FGF2アプタマー)をカバーする特許の一つ。FGF2(線維芽細胞増殖因子2)は骨疾患、ガン性疼痛、線維症、加齢黄斑変性症など、医療ニーズの高い多くの疾患の原因物質と考えられているが、抗FGF2アプタマーに関して同社では、既に米国での権利化に成功している。

 現在、同社では「RBM007」について、欧米の大手製薬企業とのライセンス交渉を進めているが、特許の実施許諾(ライセンス)の根拠となる重要な知的財産を、米国に次いで日本で取得できたとしている。なお、今回の特許査定取得による16年3月期業績に対する直接的な影響はないとしている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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