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【市況】国内大手証券、REITセクターは第2四半期以降徐々に上値を切り上げて堅調局面に入ると想定

 SMBC日興証券のREITセクターのリポートでは、16年第1四半期(1~3月)は一時的な需給悪化等で調整局面が懸念されると指摘。物件取得による分配金向上はキャップレートの低下で難易度が高まっているため期待しづらいとみているものの、第2四半期以降は低金利環境とオフィス賃料改善を背景に徐々に上値を切り上げて堅調局面に入ると想定。オフィス市況の改善は着実にJ-REIT保有物件にも波及しているとみて、オフィス賃料上昇による分配金向上は今後目に見える形で反映されることが期待できると解説。

 日銀による追加金融緩和があれば長期金利低下もしくは低位安定が期待され、より一層のポジティブ材料になるとみて、業種格付け「強気」を継続している。
《MK》

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