【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):横河電、ライトオン、任天堂、ミクシィ
■横河電機 <6841> 1,365円 +29 円 (+2.2%) 本日終値
横河電機<6841>が反発。同社は7日、生産現場のデータを企業間で共有するクラウドサービスを提供する米国Industrial Evolution(IE社)を、子会社を通じて買収したことを発表した。IE社は、さまざまな産業の生産現場における機器、システムからリアルタイムにデータを収集し、その設備を保有する企業はもとより、そのデータを必要とするさまざまな企業に対して、収集したデータ、もしくは必要な形に加工したデータを提供するサービスを、DaaSと呼ばれるクラウドサービスで提供している。今回の買収により、製造業向け高度ソリューションビジネスを強化する。
■ライトオン <7445> 1,509円 +21 円 (+1.4%) 本日終値
ライトオン<7445>が4日続伸。前日発表されたファーストリテイリング<9983>の国内ユニクロ既存店売上高が前年同月比11.9%減と2カ月連続でマイナスだったことから、同社の12月度(11月21日~12月20日)の既存店売上高同17.4%増の好調ぶりが改めて注目されているもよう。暖冬の影響で、ライトオンも防寒アウターの販売は伸び悩んだが、メンズ、ウィメンズの保温・発熱機能素材のボトムスやミドルゲージのニットが堅調に推移し売り上げを牽引したという。なお、全社売上高も同20.5%増と好調だった。
■任天堂 <7974> 15,370円 +145 円 (+1.0%) 本日終値
人気銘柄の任天堂<7974>の株価が続伸。ただ、ゲーム関連銘柄は全般的に極端に買われた時期から冷めて低迷する個別銘柄が目立っているようだ。ドイツ証券は任天堂について、「株価の調整に対するドイツ証券の見解と引き続き楽観視する理由」とのリポートをリリース。同社株は、16年3月期第2四半期に業績見通しの修正を発表して以来、33%下落したと指摘。株価調整の理由として、「Miitomo」の期待外れとスマートフォン向け大型ゲーム予想の下方修正を挙げている。ただ、同社は全社的な事業戦略を修正し、ゲーム業界のトレンドに合わせる適切な方向に進んでいるため、同証券は「引き続き同社に対して楽観的である」と解説している。同証券ではまた、足元の株価調整は業績の見通しを確認する良い機会としたうえで、目標株価を2万9700円から2万9500円に若干減額しているものの、レーティングは「バイ」を継続している。
■ミクシィ <2121> 4,245円 +40 円 (+1.0%) 本日終値
7日、東証がミクシィ <2121> [東証M]を8日売買分から貸借銘柄に選定すると発表したことが買い材料視された。日証金も8日約定分から貸借銘柄に追加すると発表しており、流動性の向上による売買活発化を期待する買いが向かった。
■IIJ <3774> 2,396円 +22 円 (+0.9%) 本日終値
インターネットイニシアティブ<3774>が反発。SMBC日興証券では、MVNO契約件数が個人・法人ともに順調に増加、昨年11月に導入した新クラウドサービスを中心に引き合いが増加し売上高は拡大していると指摘。営業利益については、MVNOの契約増加に伴い回線運用コストも増加することから利益貢献は依然として小さく、クラウドについても新サービス導入後、初期コストが先行すると考え、会社計画を下回る進捗を予想。レーティング「2」、目標株価2100円を継続している。
■レオパレス21 <8848> 633円 +2 円 (+0.3%) 本日終値
レオパレス21<8848>が3日ぶり反発。SMBC日興証券が7日付で投資判断を新規に「A」としたことが好感されている。同証券では、主力の賃貸事業が牽引し増益基調が継続すると見込んでおり、16年3月期営業利益は会社予想の195億円に対して223億円を上振れて着地すると予想。また、ビジネスモデルに起因した利益安定性の低さと脆弱な財務体質は既に解消されディスカウント・ファクターではないことを踏まえれば、バリュエーションの修正が期待できるとしている。
■アダストリア <2685> 6,470円 +10 円 (+0.2%) 本日終値
アダストリア<2685>が続伸。ドイツ証券は同社について、販売管理費を精査したことを主因に業績予想と基準期を見直し、目標株価を7400円から7500円へ引き上げている。同社は福田会長の下で16年2月期に業績回復に目途をつけたが、17年2月期は中期的な再成長の実現に向けた準備期間になると解説している。株式市場からの評価に違和感はないとして、レーティングは「ホールド」を継続している。
■リコー <7752> 1,148円 +1 円 (+0.1%) 本日終値
リコー<7752>が反発。同社はこの日、米国の製造販売子会社を通じてアナジェット社を買収したことを発表した。カリフォルニア州に本拠を置くアナジェット社はTシャツなどの服飾品生地に直接印刷するDirect to Garment(DTG)プリンターの製造販売を展開している。今回の買収により、産業用インクジェット事業でテキスタイルや装飾・加飾の分野を強化する。
株探ニュース
横河電機<6841>が反発。同社は7日、生産現場のデータを企業間で共有するクラウドサービスを提供する米国Industrial Evolution(IE社)を、子会社を通じて買収したことを発表した。IE社は、さまざまな産業の生産現場における機器、システムからリアルタイムにデータを収集し、その設備を保有する企業はもとより、そのデータを必要とするさまざまな企業に対して、収集したデータ、もしくは必要な形に加工したデータを提供するサービスを、DaaSと呼ばれるクラウドサービスで提供している。今回の買収により、製造業向け高度ソリューションビジネスを強化する。
■ライトオン <7445> 1,509円 +21 円 (+1.4%) 本日終値
ライトオン<7445>が4日続伸。前日発表されたファーストリテイリング<9983>の国内ユニクロ既存店売上高が前年同月比11.9%減と2カ月連続でマイナスだったことから、同社の12月度(11月21日~12月20日)の既存店売上高同17.4%増の好調ぶりが改めて注目されているもよう。暖冬の影響で、ライトオンも防寒アウターの販売は伸び悩んだが、メンズ、ウィメンズの保温・発熱機能素材のボトムスやミドルゲージのニットが堅調に推移し売り上げを牽引したという。なお、全社売上高も同20.5%増と好調だった。
■任天堂 <7974> 15,370円 +145 円 (+1.0%) 本日終値
人気銘柄の任天堂<7974>の株価が続伸。ただ、ゲーム関連銘柄は全般的に極端に買われた時期から冷めて低迷する個別銘柄が目立っているようだ。ドイツ証券は任天堂について、「株価の調整に対するドイツ証券の見解と引き続き楽観視する理由」とのリポートをリリース。同社株は、16年3月期第2四半期に業績見通しの修正を発表して以来、33%下落したと指摘。株価調整の理由として、「Miitomo」の期待外れとスマートフォン向け大型ゲーム予想の下方修正を挙げている。ただ、同社は全社的な事業戦略を修正し、ゲーム業界のトレンドに合わせる適切な方向に進んでいるため、同証券は「引き続き同社に対して楽観的である」と解説している。同証券ではまた、足元の株価調整は業績の見通しを確認する良い機会としたうえで、目標株価を2万9700円から2万9500円に若干減額しているものの、レーティングは「バイ」を継続している。
■ミクシィ <2121> 4,245円 +40 円 (+1.0%) 本日終値
7日、東証がミクシィ <2121> [東証M]を8日売買分から貸借銘柄に選定すると発表したことが買い材料視された。日証金も8日約定分から貸借銘柄に追加すると発表しており、流動性の向上による売買活発化を期待する買いが向かった。
■IIJ <3774> 2,396円 +22 円 (+0.9%) 本日終値
インターネットイニシアティブ<3774>が反発。SMBC日興証券では、MVNO契約件数が個人・法人ともに順調に増加、昨年11月に導入した新クラウドサービスを中心に引き合いが増加し売上高は拡大していると指摘。営業利益については、MVNOの契約増加に伴い回線運用コストも増加することから利益貢献は依然として小さく、クラウドについても新サービス導入後、初期コストが先行すると考え、会社計画を下回る進捗を予想。レーティング「2」、目標株価2100円を継続している。
■レオパレス21 <8848> 633円 +2 円 (+0.3%) 本日終値
レオパレス21<8848>が3日ぶり反発。SMBC日興証券が7日付で投資判断を新規に「A」としたことが好感されている。同証券では、主力の賃貸事業が牽引し増益基調が継続すると見込んでおり、16年3月期営業利益は会社予想の195億円に対して223億円を上振れて着地すると予想。また、ビジネスモデルに起因した利益安定性の低さと脆弱な財務体質は既に解消されディスカウント・ファクターではないことを踏まえれば、バリュエーションの修正が期待できるとしている。
■アダストリア <2685> 6,470円 +10 円 (+0.2%) 本日終値
アダストリア<2685>が続伸。ドイツ証券は同社について、販売管理費を精査したことを主因に業績予想と基準期を見直し、目標株価を7400円から7500円へ引き上げている。同社は福田会長の下で16年2月期に業績回復に目途をつけたが、17年2月期は中期的な再成長の実現に向けた準備期間になると解説している。株式市場からの評価に違和感はないとして、レーティングは「ホールド」を継続している。
■リコー <7752> 1,148円 +1 円 (+0.1%) 本日終値
リコー<7752>が反発。同社はこの日、米国の製造販売子会社を通じてアナジェット社を買収したことを発表した。カリフォルニア州に本拠を置くアナジェット社はTシャツなどの服飾品生地に直接印刷するDirect to Garment(DTG)プリンターの製造販売を展開している。今回の買収により、産業用インクジェット事業でテキスタイルや装飾・加飾の分野を強化する。
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