【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:さくらネット、良品計画、ナノキャリア、トヨタ
■さくらインターネット <3778> 1,360円 +200 円 (+17.2%) 11:30現在 東証1部 上昇率トップ
さくらインターネット<3778>が急騰。7日の取引終了後、同社とインフォテリア<3853>、および「プライベート・ブロックチェーン」技術を有するテックビューロ(大阪市西区)の3社が協業し、プライベート・ブロックチェーン実証実験プラットフォームを無償提供すると発表したことを好感した買いが入っており、インフォテリアもストップ高まで買われている。さくらが運営する「さくらのクラウド」および「さくらのIoT」上で、インフォテリアの「ASTERIA WARP(アステリアワープ)」とテックビューロの「mijin(ミジン)」のサービス提供を無償で行うもので、無償提供期間は1月18日から6月30日まで。幅広い用途におけるプライベート・ブロックチェーン技術の普及・啓発を図るのが狙いとしている。プライベート・ブロックチェーンをはじめ、フィンテック関連は昨年末から16年の有望テーマとして物色人気を集めているだけに、新たな材料出現で株高に拍車がかかっているようだ。
■良品計画 <7453> 24,680円 +1,880 円 (+8.3%) 11:30現在 東証1部 上昇率3位
良品計画<7453>が反発。7日の取引終了後、16年2月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の2960億円から3072億円(前期比18.0%増)へ、営業利益を320億円から330億円(同38.4%増)へ、最終利益を201億円から215億円(同29.3%増)へ上方修正したことが好感されている。既存店および新店の計画超過が見られた東アジア地域が売上高・利益を牽引しており、特に中国でスキンケア用品やフレグランス用品を中心としたヘルス&ビューティーの伸長が目立ったとしている。同時に発表した第3四半期累計(3~11月)決算は、売上高2267億8900万円(前年同期比19.0%増)、営業利益258億8500万円(同45.2%増)、最終利益171億3900万円(同37.4%増)だった。
■ナノキャリア <4571> 1,068円 +49 円 (+4.8%) 11:30現在
ナノキャリア<4571>が急動意。同社はきょう午前10時50分に、「NC-6004ナノプラチン」の頭頸部がんを対象とした第1/2相臨床試験に関する治験計画届書をFDA(米国食品医薬品局)に提出したと発表。これが材料視されているようだ。頭頸部がんは約90%が扁平上皮がんであり、世界で6番目に多いがんで毎年約65万人の新規症例が報告されている。
■東京個別指導学院 <4745> 700円 +24 円 (+3.6%) 11:30現在
7日、東京個別 <4745> が決算を発表。16年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)が前年同期比32.5%増の6.8億円に拡大して着地したことが買い材料。新規開校やテレビCM効果で生徒数が伸び、8.1%の増収を達成したことが寄与。コストの効率化および適正化も大幅増益に貢献した。
■USMH <3222> 1,034円 +35 円 (+3.5%) 11:30現在
7日、USMH <3222> が決算を発表。16年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益が103億円(前年同期は非開示)となり、通期計画の122億円に対する進捗率は84.4%となったことが買い材料視された。販促企画の実施による客数増加が寄与し、単体売上ではマルエツ、カスミが前年同期を上回って推移した。マックスバリュ関東を含めた3社共同の仕入による原価低減を進めたことも対通期計画での高進捗につながった。
■わらべや日洋 <2918> 2,425円 +69 円 (+2.9%) 11:30現在
わらべや日洋<2918>が続伸。いちよし経済研究所では、16年2月期第3四半期実績は営業減益に終わったものの、ノーサプライズと指摘。中期的視点では、セブン-イレブン・ジャパンの出店拡大を背景とした利益成長が続くとの見方を継続して、投資回収期入りが見込まれる17年2月期業績を織り込む局面入りと判断。レーティングを「B」から「A」に引き上げ、フェアバリュー3000円を継続している。
■4℃ホールデ <8008> 2,569円 +69 円 (+2.8%) 11:30現在
4℃ホールディングス<8008>が反発。いちよし経済研究所では、アパレル事業が厳しいものの、ブライダル用途・ファッション用途とも、ジュエリー事業の売れ行きは好調と指摘。ジュエリー事業は出店や店舗の大型化が奏功し、計画以上の売れ行きが続くとみて、16年2月通期のジュエリー事業収益は計画を上回ると予想。レーティング「A」とフェアバリュー3400円を継続している。
■横河電機 <6841> 1,368円 +32 円 (+2.4%) 11:30現在
横河電機<6841>が反発。同社は7日、生産現場のデータを企業間で共有するクラウドサービスを提供する米国Industrial Evolution(IE社)を、子会社を通じて買収したことを発表した。IE社は、さまざまな産業の生産現場における機器、システムからリアルタイムにデータを収集し、その設備を保有する企業はもとより、そのデータを必要とするさまざまな企業に対して、収集したデータ、もしくは必要な形に加工したデータを提供するサービスを、DaaSと呼ばれるクラウドサービスで提供している。今回の買収により、製造業向け高度ソリューションビジネスを強化する。
■レオパレス21 <8848> 645円 +14 円 (+2.2%) 11:30現在
レオパレス21<8848>が3日ぶり反発。SMBC日興証券が7日付で投資判断を新規に「A」としたことが好感されている。同証券では、主力の賃貸事業が牽引し増益基調が継続すると見込んでおり、16年3月期営業利益は会社予想の195億円に対して223億円を上振れて着地すると予想。また、ビジネスモデルに起因した利益安定性の低さと脆弱な財務体質は既に解消されディスカウント・ファクターではないことを踏まえれば、バリュエーションの修正が期待できるとしている。
■日本新薬 <4516> 4,410円 +70 円 (+1.6%) 11:30現在
7日、日新薬 <4516> がスイス製薬大手アクテリオンの日本法人と共同開発した肺動脈性肺高血圧症治療薬「セレキシパグ」の国内製造販売承認申請を行ったと発表したことが買い材料。肺動脈性肺高血圧症は、心臓から肺へ血液を送る肺動脈の血圧が何らかの原因で異常に上昇する予後不良な疾患。海外では導出先のアクテリオン・スイス本社が昨年12月に米FDA(食品医薬品局)から新薬承認を受け、今月4日から販売を開始している。発表を受けて、肺動脈性肺高血圧症薬の国内販売開始による業績への寄与に期待する買いが向かった。
■キユーソー流通システム <9369> 2,736円 +30 円 (+1.1%) 11:30現在
7日、キユソ流通 <9369> が決算を発表。15年11月期の連結経常利益は前の期比41.8%増の40億円に拡大して着地。続く16年11月期も前期比16.1%増の46.5億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期は主力の食品物流事業で引き続き業務の合理化を推進し、収益性の向上を図る。前期に実施した料金適正化なども増益に貢献する。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比6円増の34円に増配する方針としたことも支援材料。
■リコー <7752> 1,159円 +12 円 (+1.1%) 11:30現在
リコー<7752>が反発。同社はこの日、米国の製造販売子会社を通じてアナジェット社を買収したことを発表した。カリフォルニア州に本拠を置くアナジェット社はTシャツなどの服飾品生地に直接印刷するDirect to Garment(DTG)プリンターの製造販売を展開している。今回の買収により、産業用インクジェット事業でテキスタイルや装飾・加飾の分野を強化する。
■トヨタ自動車 <7203> 6,947円 +49 円 (+0.7%) 11:30現在
トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>など自動車株がプラス圏に浮上。前日のNYダウの大幅安を受け、朝方は軟調に推移していたが、午前10時過ぎに一時1ドル=118円50銭台まで円安が進むと買いが流入。株価も一転上昇に転じている。輸出関連株である自動車株は、足もとでは急激な円高を受け軟調。トヨタは4日続落していた。ただ、為替市場は値の荒い動きが続いており、自動車株の株価も買い一巡後は上値が重い展開となっている。
■ミクシィ <2121> 4,230円 +25 円 (+0.6%) 11:30現在
7日、東証がミクシィ <2121> [東証M]を8日売買分から貸借銘柄に選定すると発表したことが買い材料視された。日証金も8日約定分から貸借銘柄に追加すると発表しており、流動性の向上による売買活発化を期待する買いが向かった。
●ストップ高銘柄
リアルワールド <3691> 3,700円 +700 円 (+23.3%) ストップ高 11:30現在
リプロセル <4978> 448円 +80 円 (+21.7%) ストップ高 11:30現在
インフォテリア <3853> 1,042円 +150 円 (+16.8%) ストップ高 11:30現在
DNAチップ研究所 <2397> 579円 +79 円 (+15.8%) 11:30現在
など、5銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
さくらインターネット<3778>が急騰。7日の取引終了後、同社とインフォテリア<3853>、および「プライベート・ブロックチェーン」技術を有するテックビューロ(大阪市西区)の3社が協業し、プライベート・ブロックチェーン実証実験プラットフォームを無償提供すると発表したことを好感した買いが入っており、インフォテリアもストップ高まで買われている。さくらが運営する「さくらのクラウド」および「さくらのIoT」上で、インフォテリアの「ASTERIA WARP(アステリアワープ)」とテックビューロの「mijin(ミジン)」のサービス提供を無償で行うもので、無償提供期間は1月18日から6月30日まで。幅広い用途におけるプライベート・ブロックチェーン技術の普及・啓発を図るのが狙いとしている。プライベート・ブロックチェーンをはじめ、フィンテック関連は昨年末から16年の有望テーマとして物色人気を集めているだけに、新たな材料出現で株高に拍車がかかっているようだ。
■良品計画 <7453> 24,680円 +1,880 円 (+8.3%) 11:30現在 東証1部 上昇率3位
良品計画<7453>が反発。7日の取引終了後、16年2月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の2960億円から3072億円(前期比18.0%増)へ、営業利益を320億円から330億円(同38.4%増)へ、最終利益を201億円から215億円(同29.3%増)へ上方修正したことが好感されている。既存店および新店の計画超過が見られた東アジア地域が売上高・利益を牽引しており、特に中国でスキンケア用品やフレグランス用品を中心としたヘルス&ビューティーの伸長が目立ったとしている。同時に発表した第3四半期累計(3~11月)決算は、売上高2267億8900万円(前年同期比19.0%増)、営業利益258億8500万円(同45.2%増)、最終利益171億3900万円(同37.4%増)だった。
■ナノキャリア <4571> 1,068円 +49 円 (+4.8%) 11:30現在
ナノキャリア<4571>が急動意。同社はきょう午前10時50分に、「NC-6004ナノプラチン」の頭頸部がんを対象とした第1/2相臨床試験に関する治験計画届書をFDA(米国食品医薬品局)に提出したと発表。これが材料視されているようだ。頭頸部がんは約90%が扁平上皮がんであり、世界で6番目に多いがんで毎年約65万人の新規症例が報告されている。
■東京個別指導学院 <4745> 700円 +24 円 (+3.6%) 11:30現在
7日、東京個別 <4745> が決算を発表。16年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)が前年同期比32.5%増の6.8億円に拡大して着地したことが買い材料。新規開校やテレビCM効果で生徒数が伸び、8.1%の増収を達成したことが寄与。コストの効率化および適正化も大幅増益に貢献した。
■USMH <3222> 1,034円 +35 円 (+3.5%) 11:30現在
7日、USMH <3222> が決算を発表。16年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益が103億円(前年同期は非開示)となり、通期計画の122億円に対する進捗率は84.4%となったことが買い材料視された。販促企画の実施による客数増加が寄与し、単体売上ではマルエツ、カスミが前年同期を上回って推移した。マックスバリュ関東を含めた3社共同の仕入による原価低減を進めたことも対通期計画での高進捗につながった。
■わらべや日洋 <2918> 2,425円 +69 円 (+2.9%) 11:30現在
わらべや日洋<2918>が続伸。いちよし経済研究所では、16年2月期第3四半期実績は営業減益に終わったものの、ノーサプライズと指摘。中期的視点では、セブン-イレブン・ジャパンの出店拡大を背景とした利益成長が続くとの見方を継続して、投資回収期入りが見込まれる17年2月期業績を織り込む局面入りと判断。レーティングを「B」から「A」に引き上げ、フェアバリュー3000円を継続している。
■4℃ホールデ <8008> 2,569円 +69 円 (+2.8%) 11:30現在
4℃ホールディングス<8008>が反発。いちよし経済研究所では、アパレル事業が厳しいものの、ブライダル用途・ファッション用途とも、ジュエリー事業の売れ行きは好調と指摘。ジュエリー事業は出店や店舗の大型化が奏功し、計画以上の売れ行きが続くとみて、16年2月通期のジュエリー事業収益は計画を上回ると予想。レーティング「A」とフェアバリュー3400円を継続している。
■横河電機 <6841> 1,368円 +32 円 (+2.4%) 11:30現在
横河電機<6841>が反発。同社は7日、生産現場のデータを企業間で共有するクラウドサービスを提供する米国Industrial Evolution(IE社)を、子会社を通じて買収したことを発表した。IE社は、さまざまな産業の生産現場における機器、システムからリアルタイムにデータを収集し、その設備を保有する企業はもとより、そのデータを必要とするさまざまな企業に対して、収集したデータ、もしくは必要な形に加工したデータを提供するサービスを、DaaSと呼ばれるクラウドサービスで提供している。今回の買収により、製造業向け高度ソリューションビジネスを強化する。
■レオパレス21 <8848> 645円 +14 円 (+2.2%) 11:30現在
レオパレス21<8848>が3日ぶり反発。SMBC日興証券が7日付で投資判断を新規に「A」としたことが好感されている。同証券では、主力の賃貸事業が牽引し増益基調が継続すると見込んでおり、16年3月期営業利益は会社予想の195億円に対して223億円を上振れて着地すると予想。また、ビジネスモデルに起因した利益安定性の低さと脆弱な財務体質は既に解消されディスカウント・ファクターではないことを踏まえれば、バリュエーションの修正が期待できるとしている。
■日本新薬 <4516> 4,410円 +70 円 (+1.6%) 11:30現在
7日、日新薬 <4516> がスイス製薬大手アクテリオンの日本法人と共同開発した肺動脈性肺高血圧症治療薬「セレキシパグ」の国内製造販売承認申請を行ったと発表したことが買い材料。肺動脈性肺高血圧症は、心臓から肺へ血液を送る肺動脈の血圧が何らかの原因で異常に上昇する予後不良な疾患。海外では導出先のアクテリオン・スイス本社が昨年12月に米FDA(食品医薬品局)から新薬承認を受け、今月4日から販売を開始している。発表を受けて、肺動脈性肺高血圧症薬の国内販売開始による業績への寄与に期待する買いが向かった。
■キユーソー流通システム <9369> 2,736円 +30 円 (+1.1%) 11:30現在
7日、キユソ流通 <9369> が決算を発表。15年11月期の連結経常利益は前の期比41.8%増の40億円に拡大して着地。続く16年11月期も前期比16.1%増の46.5億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期は主力の食品物流事業で引き続き業務の合理化を推進し、収益性の向上を図る。前期に実施した料金適正化なども増益に貢献する。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比6円増の34円に増配する方針としたことも支援材料。
■リコー <7752> 1,159円 +12 円 (+1.1%) 11:30現在
リコー<7752>が反発。同社はこの日、米国の製造販売子会社を通じてアナジェット社を買収したことを発表した。カリフォルニア州に本拠を置くアナジェット社はTシャツなどの服飾品生地に直接印刷するDirect to Garment(DTG)プリンターの製造販売を展開している。今回の買収により、産業用インクジェット事業でテキスタイルや装飾・加飾の分野を強化する。
■トヨタ自動車 <7203> 6,947円 +49 円 (+0.7%) 11:30現在
トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>など自動車株がプラス圏に浮上。前日のNYダウの大幅安を受け、朝方は軟調に推移していたが、午前10時過ぎに一時1ドル=118円50銭台まで円安が進むと買いが流入。株価も一転上昇に転じている。輸出関連株である自動車株は、足もとでは急激な円高を受け軟調。トヨタは4日続落していた。ただ、為替市場は値の荒い動きが続いており、自動車株の株価も買い一巡後は上値が重い展開となっている。
■ミクシィ <2121> 4,230円 +25 円 (+0.6%) 11:30現在
7日、東証がミクシィ <2121> [東証M]を8日売買分から貸借銘柄に選定すると発表したことが買い材料視された。日証金も8日約定分から貸借銘柄に追加すると発表しており、流動性の向上による売買活発化を期待する買いが向かった。
●ストップ高銘柄
リアルワールド <3691> 3,700円 +700 円 (+23.3%) ストップ高 11:30現在
リプロセル <4978> 448円 +80 円 (+21.7%) ストップ高 11:30現在
インフォテリア <3853> 1,042円 +150 円 (+16.8%) ストップ高 11:30現在
DNAチップ研究所 <2397> 579円 +79 円 (+15.8%) 11:30現在
など、5銘柄
●ストップ安銘柄
なし
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