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【材料】7&iHDが続落、第3四半期は4.6%営業増益、過去最高益達成もサプライズなく

 セブン&アイ・ホールディングス<3382>が5営業日続落。株価は一時、前日比207円安の5105円まで売られている。現在は下げ幅を縮小して推移。

 7日引け後、16年2月期第3四半期累計(15年3~11月)の連結決算を発表した。営業収益は前年同期比0.3%増の4兆5138億9300万円、営業利益は同4.6%増の2610億3700万円で着地した。

 営業収益は主に原油安に伴うガソリン価格の下落により、北米コンビニエンスストア事業でのガソリン売り上げが減少したものの、全体では増収を確保した。主にコンビニエンスストア事業の好調な業績がスーパーストア事業などの苦戦を補い、営業・経常利益は過去最高の数値を達成した。

 SMBC日興証券では、第3四半期(9~11月)決算はサプライズはないと指摘したうえで、16年2月期会社利益計画については、やや未達と予想している。 
《MK》

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