市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:1ドル118円ラインの攻防に、中国懸念でリスクオフ姿勢強まる

 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=118円01銭前後と前日午後5時時点に比べ70銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=127円79銭前後と同40銭前後のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円相場は午前10時以降、急激なドル安・円高が進行。一時117円66銭をつけた。中国人民銀行(中央銀行)が、人民元の基準値を1ドル=6.5646元の元安水準に設定したことが警戒され、リスク回避姿勢が強まり、ドル売り・円買いが膨らんだ。市場には「中国の株安がどこで止まるかがポイント。中国当局の政策動向が焦点となる」(アナリスト)との見方が出ている。

 午後1時前にいったん118円24銭まで値を戻した。しかし、上値では売りが膨らみ、午後3時時点では再度118円ラインの攻防となっている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0819ドル前後と前日に比べ 0.0090ドル前後のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均