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【材料】王子HDが続落、国内大手は楽観視できないものの17年3月期は営業増益が可能と予想

 王子ホールディングス<3861>が続落。SMBC日興証券は、段ボール製品の値上げ幅が小幅にとどまる公算が大きいことや、各種古紙価格の上昇、などの要素を考慮して、同社の16年3月期の営業利益予想を従来の775億円から740億円(前期比58.5%増、会社計画は700億円)に減額し、目標株価を500円から475円へ引き下げ、投資評価は「2」(中立)を継続している。

 同証券ではまた、17年3月期は環境面での楽観視はできないものの、合理化・コストダウン効果、減価償却費の減少、木材チップ・石炭価格の下落メリット、などを主因とする営業増益が可能と予想している。
《MK》

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